頭痛(その3)      トップに戻る

危険な頭痛〜脳血管障害(くも膜下出血)

 
  
 
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脳血管障害(くも膜下出血)

 

どんな頭痛?

激烈な痛みが突然起こります。頭をハンマーで殴られたような「ガーン!!」という痛みがしたら、くも膜下出血を疑わなければいけません。

 

原因

「くも膜下」という場所は前回お話しましたね。そうです。くも膜というごく薄い膜と脳の間でしたね。ここに出血するわけなんですが、原因はほとんどが脳動脈瘤の破裂です。

 

脳動脈瘤とは脳の動脈壁の弱い部分が次第にふくらんできて一種のコブのようになったものです。これが破れてしまうとそこからくも膜と脳の間に出血します。非常に致死率の高い怖い病気の筆頭ですね。

 

40歳以上に多い病気で、なんの前触れもなく突然ガーンときます。比較的軽い頭痛の場合もあるんですが、このような時は風邪かもしれないと思ってそのままにしてしまう場合があります。しかし、再度発作が起こったら命を落とすことになりかねません。突然のガーンとした頭痛はすぐに専門の脳外科にかかることが鉄則です。

 

診断のための検査

 

CTMRI脳血管造影検査

 

治療

 

クリッピング : 動脈瘤の付け根にクリップをかけて再破裂を防ぐ治療法です。最もオーソドックスな治療法ですが、開頭手術なので患者さんの負担は大きいですね。

 

コイリング : 最近普及してきた治療法です。フトモモの付け根の動脈にカテーテルを入れ、ずぅーっと脳の動脈瘤のあるところまで進めていって、そのカテーテルを通してプラチナのコイルを運び、動脈瘤の内側に詰めてしまおう、という治療法です。血管内手術なので、開頭する必要がなく患者さんに対する負担が少ないというメリットがあります。

 

 

 

 

 
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