生理痛はなぜ起きるのか●病気と健康 ● 伝統医学で生理痛に克つ!! 第 3 回 | ||
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「機能性」の生理痛は病気ではない生理痛は多くの女性が経験する、生理に伴う下腹部や腰の痛みの総称です。なかには頭痛などに悩まされる人もいます。しかも、毎月やってくる、“招かれざる客”です。恵明会クリニックでも、初診時の問診では3分の2以上の女性が「生理痛がある」と答えています。 健康であっても、生理痛は起こります。では、なぜ生理痛は起きるのでしょうか。 生理痛は大きく2つに分けることができます。「機能性」の生理痛、「器質性」の生理痛です。 「機能性」の生理痛は、病気ではありません。とくに若い女性、妊娠や出産を経験していない女性に多いといわれています。脳と卵巣にある性腺内分泌系(生理をコントロールするホルモンを分泌する)や、その他の内分泌系(甲状腺や副腎)の働きがスムーズでないことがおもな原因のようです。 初潮から数年、まだ若くて子宮が未成熟の場合、子宮口が狭いために生理の血液が子宮外にうまく流れでない場合があります。子宮が強く収縮することで、はじめて血液が子宮から押しだされます。このときに強い痛みを伴うのが「機能性」の生理痛です。このタイプの生理痛は体の成熟や、妊娠、出産を経験することで痛みを伴わなくなるものです。 出産時、胎児が子宮口を通り抜けるわけですから、子宮口は大きく広げられます。結果、以降の生理では血液が子宮外にでやすくなるのは確かです。 しかもです。妊娠・出産はしたけれど、出産後は卵胞ホルモンのエストロゲンの分泌量が増えたために、子宮内膜症になって、今度は「器質性」の生理痛に悩むことになったという人も、結構います。 「妊娠・出産」=「生理痛がなくなる」、とはいいきれないのです。 |
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女性ホルモンのプロスタグランディンが、生理痛のいろんな症状を引き起こす子宮を収縮させるのは、子宮内膜から分泌されるプロスタグランディンという女性ホルモンです。このプロスタグランディンの分泌量が体質的に多い女性は、生理痛がひどいといえます。 ストレスも生理痛をひどくする原因となります。ストレスには精神的なものと肉体的なものがありますが、生理痛の原因となっていたストレスが消えるのと同時に生理痛もなくなったというケースは結構あります。それほど、生理痛はデリケートでもあります。逆に環境が変わったことで、いままでなかった生理痛に悩まされるようになったというケースもあります。
「人工中絶をしたのが生理痛の原因ではないか」と悩む人もいます。人工中絶自体は生理痛の原因にはなりませんが、そうやって自分を責めること、精神的なストレスが生理痛の原因にはなっていきます。 体を冷やすことも「機能性」の生理痛をひどくします。体を冷やすと血行が悪くなります。その結果、生理の血液を子宮外に押しだすためには、より多くのプロスタグランディンを分泌させて、血流のよくない子宮をより強く収縮させなければなりません。痛みがひどくなるわけです。 生理痛に伴う症状は、下腹部や腰の痛み、あるいは頭痛だけではありません。下痢や吐き気を伴うこともあります。イライラやめまい、寒気、肩こり、発熱、手足の冷えなど様々です。これらはいずれも、子宮を収縮させるプロスタグランディンが原因です。 プロスタグランディンは、胃腸を刺激したり、自律神経のバランスを崩したり、また全身の血管を収縮させて血流を悪くしたりする働きがあります。人によて、訴える症状やその種類、程度は異なりますが、いずれにもプロスタグランディンが大きく関わっているのです。
★チェックポイント
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●次回予告●「機能性」の生理痛が、病気ではありませんが、「器質性」の生理痛は病気由来です。体の成熟とともに増えてくる「器質性」の生理痛について触れます。 |
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