慢性疲労のための
アーユルヴェーダ的処方(1)     トップに戻る

●病気と健康 ● 優しいハーブで「慢性疲労」が消える!!  第 6 回

 
   
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アーユルヴェーダとは、生命(アーユス)のヴェーダ(科学)

アーユルヴェーダは、生命についての叡智であり、どうすれば幸福で有益な長寿・天寿をまっとうできるかを説いたものです。アーユルヴェーダを実践することで、健康を維持・増進でき、生き生きとした生活がおくれるのです。 

ストレスや生活習慣の乱れからくる病気を予防したり、より健康でより若く、より美しくありたいという人々の欲求を満たしてくれるアーユルヴェーダは、最近とくに見直されてきています。人間の生命を活性化させる伝統医学として、世界中に実践者を増やしています。

アーユルベーダを実践するための第一歩は、まず3つのサンスクリット語(ピッタ、ヴァータ、カパ)の意味を知ることです。

生命は、肉体と精神、五感、意識(魂)からなっている

アーユルベーダでは肉体を成長・維持させるものとして、三つの生命エネルギーをあげています。これらのエネルギーがバランスを保ちながら働くことで、健康が維持増進されるのです。

 

  [三つの生命エネルギー]

  • のエネルギー(消化や代謝を担うエネルギー:ピッタ
  • のエネルギー(運動や循環を担うエネルギー:ヴァータ
  • のエネルギー(構造の維持を担うエネルギー:カパ

これらのエネルギーのバランスが崩れると、アーマ(未消化物)がたまって各エネルギーの通路が詰まってしまいます。その結果、栄養素やオージャス(活力素)の運搬ができなくなり、組織の疾患や衰退が起こります。さらにはいろんな病気や老化を誘発してしまうのです。

逆にバランスが保たれれば、若さ、健康、そして美容の維持・改善ができるのです。これらの3つのエネルギーのバランスには個人差(体質)があります。そのため、3つのエネルギーをバランス良くするための、その人の体質にあった方法を実践することが必要になります。

美容の方面では、体質の一つの要素として肌質も個人差がありますので、それに合った美容法を実践する必要があります。3つのエネルギーをバランス良くするためには、ハーブや食材、さらには最近のアロマテラピーで使われている精油など自然なものが使われます。

 
   
   
 

誰にでもできる「慢性疲労」の対処法

「慢性疲労」も、ピッタ、ヴァータ、カパのバランスが崩れることで起こります。特にヴァータとカパの増大が原因となる場合が多いようです。

最終的には、アーマ(未消化物=体を害するもの)が蓄積されて、それが慢性的で難治性の疲労を生じさせることになります。

その蓄積されたアーマを取り除くことが、慢性的な疲労を取り除くことになるのです。

 

  ★チェックポイント★

  • 三つの生命エネルギーのバランスを回復することで「慢性疲労」を改善できる
  • ヴァータとカパの増大が原因となる場合が多い
  • アーマを取り除くことが、「慢性疲労」解消の近道

アーユルヴェーダの治療法は大きく2つに分類されます。鎮静療法浄化療法です。鎮静療法とは、生命エネルギーのバランスを乱さないようにすることようです。浄化療法とは、蓄積されたアーマを浄化することです。

●次回予告●

あなたの「慢性疲労」を改善させるためには、まずあなたの体質を知ることです。次回はあなたの体質をアーユルベーダで診断いたします。


 
 

 

 

 

 

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