| 黄耆(おうぎ)と人参(にんじん)は、私たちの身体機能を高める重要なハーブです。とくに人参(にんじん)は、古来より強壮剤として使われていて、心不全などで血圧がさがった危険な状態の患者にも用いられます。 TCMでは、「気(き)を補う」ために黄耆(おうぎ)や人参(にんじん)を用います。気(き)については後述しますが、黄耆(おうぎ)や人参(にんじん)は慢性的な疲労や衰弱にも効果を発揮するのです。これらに共通していえることは、ホルモン系や神経系を活性化して、免疫力を高める働きがあります。それによって、慢性疲労を根本から治せるわけです。 ★チェックポイント★
- 気(き)を補うことで、慢性的な疲労は改善する
- 黄耆(おうぎ)、人参(にんじん)が気(き)を補い、身体機能を高める
また、これらには性腺機能を活性化する働きもあります。そのほうでお悩みの方にもお勧めです。 Nさんの「慢性疲労」を改善したのは、黄耆(おうぎ)と人参(にんじん)を中心に10種類のチャイニーズハーブを組み合わせたフォーミュラ「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」でした。 では、これらハーブの組み合わせが、なぜ「慢性疲労」のような現代医学でも治せない症状を改善できるのでしょうか。 そこにこそ、TCMが4000年にもおよぶ臨床を通して体系化してきた偉大な知恵の結実、現代にも通じる「人間」のための医療の真髄があるわけです!! ●次回予告●次回はいよいよ10種類のチャイニーズハーブが、Nさんをいかに救ったのかを説明いたします。乞うご期待!! |