現代人をむしばむ「慢性疲労」の悲劇      トップに戻る

●病気と健康 ● 優しいハーブで「慢性疲労」が消える!!  第 1 回

 
   
 

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東京都内の銀行に勤めるNさん(28歳・OL)は、ここ1年近く、疲れがとれない日が続いている。しかも半年くらい前から、疲れ方が半端ではなくなった。休日はオフを楽しむどころか、一日中ベッド暮らし。起きてるいのか寝ているのか……。「そんなことはどうだっていい」と、なげやりな気持ちで無気力に月曜日の朝を待っている。

土曜日に何度か、気力を振り絞って、いくつかの総合病院で診てもらったが、“疲れ”程度(?)ではどこも真剣にとりあってくれない。少なくとも彼女には、そうとしか思えなかった。血液検査や尿検査では「何も異常が見当たらない」といわれ、あげくは「ストレスをためないようにすれば回復しますよ」で終わり。

「そりゃそうだろうけど、じゃあどうすればストレスをためないですむの?」「1年も疲れがとれないって、やっぱ異常じゃないの?」って、心のなかで先生にくってかかるのだが、声にはだせない。結局、彼女には、先生や看護婦の視線が「“疲れ”が何だ!!」と冷たく突き刺さってくるように感じられ、負け犬よろしく引きさがってしまう。

自分でもいまだに、「疲れなんて、一晩ぐっすり眠ればとれるはずなのに」と、心のどこかで思っているから、余計に“疲れのとれない自分”を後ろめたく感じるのかもしれない。いくらポジティブに考えようとしても、一向に疲れはとれてはくれない。

「ああ、私はダメな女なの?」。

 
   
   
 

西洋医学では、慢性疲労は治せない!!

半年以上にわたって自覚的な疲労感が続く場合を「慢性疲労」といいます。日常生活に支障をきたさない程度の軽い疲労感でも、半年以上続けば「慢性疲労」です。疲労以外に何か自覚症状があるか、何かの病気にかかっているか、なども関係ありません。

Nさんの場合、熟睡できない、強い疲労感、食欲不振、手足の冷えといった自覚症状だけでなく、仕事に集中できず、結果的に能率が悪く、ミスも目立つようです。

病院の検査では、肝機能障害や貧血なども含めて異常はみられませんでした。また、一時話題となった「慢性疲労症候群」にもあてはまっていません。

慢性疲労症候群は、厚生労働省やアメリカ防疫センターが定めた判断基準を満たす必要があります。症状としては、疲労のために1ヵ月に数日は会社や学校を休む状態が半年以上続きます。医師の診察や検査で、具体的な病気が見つからないことも判断基準になります。

Nさんの場合、明らかに慢性疲労です。考えられる原因としては、勤め先の会社の業績が悪く、社内の人間関係がギスギスしていて、ストレスがたまっていることのようです。そこまでわかっても、治療方法(?)としては「ストレスをためないようにする」しかないのでしょうか。

 

  ★チェックポイント★

  • 「慢性疲労」は、6ヵ月以上、視覚的な疲労感がある場合
  • 「慢性疲労」と「慢性疲労症候群」は違う

 

残念ながら、西洋医学で「慢性疲労」は治せません。慢性疲労症候群についても同様です。現時点では特効薬もなく、ビタミンなどで症状改善を図っているのが実情です。

たとえばビタミンCの大量投与(4g/日)により活性酸素を除去することで体の活性化を図ったり、ビタミンB12の投与で睡眠障害を除去し、熟睡によって疲労回復を図るなど、ある程度の効果がみられたという報告はあります。しかし、完治する人の割合はそれほど高いものではありません。

 
   
   
 

慢性疲労は確実に増えている!!

実は、Nさんのように慢性疲労に悩む人は年々増えています。

 1985年の国民意識調査では、調査時に疲労感を認めた人が66.4%。そのうち71.7%の人は「一晩十分に眠れば、疲労はなくなる」と答えています。ところが1998年の厚生省(現・厚生労働省)が4000人を対象とした疫学調査では、疲労感を自覚している人は60%。そのうち半数を超える35.8%の人が、6ヵ月以上続く慢性疲労に悩んでいました。
 アメリカでも慢性疲労は増えています。
ある調査結果によると、2週間以上続く疲労感を認める人は人口の約24%。そのうち60%の人は「原因がわからない」と回答。また、人口の2.2%は6ヵ月以上にわたって日常生活に支障をきたすような疲労感に悩まされているということでした。

疲労は体が発する警報と考えられますが、疲労のメカニズムについては解明が進んでいません。結果、西洋医学では、特効薬の発見も遅れているわけです。しかし、西洋医学だけが医学ではありません。世界には長い歴史と実績をもつ伝統医学がいくつもあります。伝統医学は自然の力を利用した、自然の一部である人間にやさしい治療法です。

伝統医学なら「慢性疲労」が治せます。人類の長い歴史のなか、西洋医学のように臓器や部位(体の部分)だけを診るのではなく、「人間」を全体として診る医学として今日まで脈々と発展してきたのが伝統医学です。西洋医学が「病気を診る、症状を診る、発症箇所を診る」のに対し、伝統医学は「人間を全体として診る」医学なのです。

まずは「TCM(ティーシーエム。トラディショナル・チャイニーズ・メディスンの略)」での慢性疲労の改善例をご紹介しましょう。古くはインド医学、チベット医学、アラビア医学などの影響も受けながら体系化されたのがTCMです。

今日では西洋医学の限界を超える医学として、TCMの実力に気づいた西洋医のアプローチも増えています。

●次回予告●

Nさんを慢性疲労から救ったのはチャイニーズハーブだった。Nさんに効果のあったフォーミュラを大公開します。乞うご期待!!

 
 

 

 

 

 

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