睡眠障害と不眠症(その12)      トップに戻る

不眠の原因

 
  
 
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不眠の原因

 

前回は、昼寝で睡眠物質を使い果たすと、眠れなくなるという話でした。でも、ほかにも眠れなくなる原因はたくさんあります。皆さんはどんな時に眠れなかったですか?ちょっと思い出してみてください。そう、試験の前は何となく緊張して寝付きにくいですね。それから?…そう、楽しい旅行の前夜、うれしくってうれしくってなかなか眠れませんね。ということで、今回は眠りを阻害する原因について考えてみましょう。

 

精神的ストレスによる不眠:これはわかりますね。イライラしてたり心配事があると眠れませんよね。

 

体内時計の乱れによる不眠:これには時差ぼけがあります。ほかにも、学生が夏休み中に夜ふかし朝寝坊の習慣がついてしまってなかなか元に戻らない場合がありますね。それと夜勤が長い場合。

 

病気が原因で起こる不眠アトピー性皮膚炎痒みでかゆくてかゆくて眠れない。リウマチで関節が痛くって眠れやしない。あるいは、喘息発作呼吸が苦しくて眠れない。このように多くの病気が不眠を引き起こしますよね。

 

生活習慣や環境が原因の不眠コーヒー紅茶などに含まれているカフェインのとり過ぎ不適切な飲酒。周囲の騒音がひどくて眠れない。…などなど様々な原因がありますね。

 

私たちはここに挙げたような多くの原因で眠れなくなります。でも、その多くは一時的な原因によって起こるもので、原因が取り除かれればまた自然に眠れるようになります。こういう不眠は治療の必要がないことが多いですね。しかし、不眠が一ヶ月以上続く場合は治療が必要です。ちょっとまとめてみました。

 

一過性不眠:試験の前に眠れないなど、一時的に起こる不眠。

短期不眠:職場でのストレス、家庭のゴタゴタなどで2〜3週間眠れない夜が続くことってありますよね。3週間以内の不眠を短期不眠といいます。

長期不眠一ヶ月以上不眠が続く場合をこう呼びます。治療が必要です。

 

さて、次回はいよいよ不眠症とは何だろうかという核心部分にせまります。

 

 

 

 

 
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