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睡眠と体内時計〜その2

 
  
 
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睡眠と体内時計〜その2

 

早寝早起きのコツ

早寝早起きの健康的な生活がしたいんだけど、どうしても夜遅くまで目がさえちゃって眠りにつけないんだよねぇ〜。そうぼやいているアナタ。ここでそんなアナタにいい方法を伝授いたしましょう。

じつは夜いくら早く寝ようと思ってもダメなんですよ。早く寝られるようにするためには、体内時計を利用しなくちゃいけません。体内時計は光でリセットされると言いましたよね。そうです。まず、朝早起きしてください。そして朝の光を体いっぱいに浴びるのです。そうすると、そこを起点として14〜15時間たつと体が自然に眠りの態勢に入り2時間ぐらいでスンナリ眠りにつくことができます。

 

入浴

スンナリと眠りにつける方法はほかにもありますので、コッソリ教えちゃいましょう。一つ目は、入浴です。それも熱いお風呂ではなく、ぬるめがおすすめ。

睡眠と体温は密接な関係があるんですね。体温は午前中から徐々に上昇します。そして、夜になると下がり始めますが、これが睡眠を誘発するわけなんです。寝る2時間ぐらい前にぬるめのお風呂に入ると体温がいったん上昇してから下降することになり、これが効率的に眠りを導き出します。

ただし、寝る直前に入ったり、あまり熱いお風呂に入ったりするとかえってコーフンしてしまうので逆効果ですぞ。

 

運動

同じ理屈で運動もとても効果的です。運動により体温がいったん上昇し2時間ぐらいで下降してきますが、これが眠りを上手に引き出してくれます。ただし2時間ぐらい前に運動することが大切で、寝る直前の運動がダメなのは入浴の場合と同じです。激しい運動もダメですのでくれぐれもご注意を。

 

というところで、また体内時計の話に戻りましょう。じつはこのクオーツ(?)時計、脳の視床下部だけでなく肝臓や胃腸などといった普通の臓器にも存在することがわかってきました。

なぜそんなところにもあるのかって?いい質問ですねぇ。臓器にもそれぞれ事情があるようでして、たとえば胃にとっては、ある時とつぜん食べ物が入って来ても困るわけで、やっぱり何事にも準備が必要なんですね。そのためにそれぞれが時計を持っているというわけなんです。

蛇足ですが、体内時計をつかさどる神経細胞には時計遺伝子があってそれが水晶のようにキッチリと時を刻んでいることが次第に明らかになってきました。いや〜、私たちの体ってスゴイもんですねぇ。

 

 

 

 
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