便秘にサヨナラする10カ条(1)        トップに戻る

●病気と健康 ● 快便美人になろう!!  第 1 回

 
   
 

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女性の3分2は“快便”から見離されている!!

便秘に悩んでいる人は予想外に多いようです。にもかかわらず、「私、便秘なの」と会話にのぼることは少なく、結局一人で悶々と悩んでる人が多いのも実態です。少し、数字でみていきましょう。

まず(財)ベターホーム協会の調査(2000年3月、20〜60代の女性399人に無記名アンケート調査)ですが、便秘に悩む女性は40.6%。とくに20〜30代がほぼ半数を占めています。

  • 「便秘で困っている」 11.3%
  • 「便秘ぎみ」 29.3%

便秘に悩む女性のうち、便秘歴10年以上が35.0%、20年以上が22.5%。さらには、便通が5日以上とどこおったことがあるという人が61.1%。

ロート製薬がシリーズで実施している「女ごころ最新調査レポート」によると、女性の半数以上が便秘だと認識しているにもかかわらず、快便のために努力している人は18.5%に過ぎません。また働く女性の場合、便意があっても80%以上の人がトイレを我慢しているようです。(第1回インターネット調査:10代から50代の一般女性1330人を対象。第2回インターネット調査:現在便秘だという20代、30代の社会人女性627人を対象。2003年10月)

 

  第1回調査結果

  • 「比較的毎日お通じがある」 34.5%
  • 「不定期な便意・お通じ」 33.9%
  • 「残便感がある」 10.8%
  • 「コロコロ状や軟便状」 6.4%

約3分の2の女性が「不健康なお通じ」状態にあるという調査結果です。とくに10代、20代で「比較的毎日お通じがある」と答えた人は20%台にとどまり、40代、50代の40%台に比べると不健康なお通じの人の割合が高くなっています。

  第2回調査結果

  • 「実際に自然なお通じのための努力をしている」 18.5%
  • 「決まった時間にトイレに行くことは時間的、環境的に無理」 30.9%
  • 「トイレでいきむのは苦しいので途中であきらめる」 21.2%
  • 「がんこな便秘なので自然なお通じが習慣づくまでほど遠い」 13.4%

60%以上の女性が、「自然なお通じのための努力」すらできる状況にないようです。

「便秘で困ったことがあるか」の質問では627人中、74.8%が便秘が原因で困った経験をもっています。具体的には、

  • 「1週間出ないと顔中吹出物だらけ」
  • 「下腹部の張りや痛みで座っているのも辛いときがある、イライラする」
  • 「下腹部がポッコリでて服が入らない」
  • 「ガスがたまりすぎて人前でこらえるのが辛い、仕事に集中できない」
  • 「便が硬くて排便のたびに出血する」
  • 「身体が重くなり頭痛がする」
  • 「トイレで30分以上苦しんで鳥肌と脂汗と吐き気が…」
  • 「便秘薬を飲んだ翌日は1日中トイレ通いで、でかけられない」

など。

また、せっかく便意をもよおしても会議中や外出時などのため、トイレへいけなかったという人は87.9%。トイレをガマンしたために、さらに症状をひどくさせるという悪循環の例も少なくありません。

もうひとつ、調査結果をご紹介しておきます。大正製薬が、便秘の「自覚症状がある」20〜40代の女性800人を対象におこなった「女性の便秘実態と排便意識調査」(2003年6月)です。それによると、「現在の平均的なお通じのタイミングは1日1回」という人は23.5%にすぎません。800人中、49.3%が「お通じのタイミングは朝食後が理想」としながらも、「実際に朝食後にお通じがある」のは27.1%で、「不定期」だと答えた人が23.1%でした。

便秘に苦しんでいる人、悩んでいる人は、あなただけではありません。逆に、快便の人のほうが少ないのです。しかも、男性よりも女性のほうが便秘がち。となれば、便秘は女性に多くみられる症状だといってもいいでしょう。

便秘を恥ずかしがる必要はありません。多くの調査報告が女性に便秘が多いことを指摘しています。 厚生省(現厚生労働省)大臣官房統計情報部がおこなった国民生活基礎調査(1992年)によれば、女性のほうが男性より数倍も便秘が多いと報告されています。

また、2001年の国民生活基礎調査では、病気としての自覚を持っている便秘の女性が、1992年の同調査に比べ、1.4倍に増加しています。

 
   
   
 

まずは、女性だから便秘になりやすいのだということを自覚してください。そして堂々と、“快便”を目指しましょう。「便秘にサヨナラする10カ条」をご紹介します。

 

★★便秘にサヨナラする10カ条★★

  1. 朝起きたら、水をコップ1杯飲む
  2. 朝食は毎日しっかり食べる
  3. 食物繊維をたっぷりとる
  4. ヨーグルトを食べる、飲む
  5. 偏食をしない
  6. ストレス解消を心がける
  7. 不規則な生活をしない
  8. 適度な運動で全身を動かす
  9. 無理なダイエットをしない
  10. 笑う。楽しい時間を増やす

あなたを便秘から救う10カ条です。上にあげた調査結果では便秘歴10年以上という人が35.0%、20年以上という人が22.5%もいました。20〜30代のほぼ半数が便秘に悩んでいることを考え合わせると、これまでの人生の大半を便秘に悩まされ、快適な毎日を過ごせないでいる人も多いということです。

便秘はあなたの表情を曇らせ、肌の色艶を失わせます。「便秘にサヨナラする10カ条」を実践しましょう。快便が必ず訪れます。そうすれば、あなた本来の美しさが、輝きが戻ってきますよ。

 
   
   
 

うんち苦(1)

なぜ「便秘」というの?

漢字のお話です。「便」は、便り、手紙。また、都合が良い、などの意味があります。消化機能でいえば、体内に取り込まれた食べ物が、分解され、体に必要なものが吸収されます。そうして残った、体に不必要なものが、尿、うんちとして体外に排出されます。

人間は空気を吸い、水を飲み、食べ物を食べることで、成長し健康を維持しますが、忘れてならないのが、不要なものを排出するということです。定期的に排出がおこなわれなければどうなるか。想像できますね。

容量の決まった器には、見合った容量のものしか入らないのです。スムーズにうんちがでるということは、体にとって都合の良いことですし、うんちは体の状態を本人に伝える便りといえるものなのです。うんちが「便」といわれるのもわかりますね。

「秘」は、人の理解を超えたもの、人の思うようにいかないもの。また、隠す、隠されたもの、影、表にでない、などの意味があります。スムーズな便の排出であって欲しいにもかかわらず、思うようにでてくれない。だから「便秘」というのではないでしょうか。

昔も今も、悩みは同じなのでしょう。

●次回予告●

「便秘にサヨナラする10カ条」を具体的に解説していきます。快便こそがあなた本来の美しさを取り戻す、第一歩ですよ。

 

 

 

 

 

 
 

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