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ステロイドなしでアトピーをなおす(4月号)
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発行 : 医療法人 恵明会クリニック
            アトピー性皮膚炎の漢方治療
            ステロイド代替療法で脱ステロイドをめざす
            〒177−0041
            東京都練馬区石神井町3−25−2石川ビル3F
            TEL 03−3995−8138
            FAX 03−3995−8113
            URL http://www02.so-net.ne.jp/~guchi/



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おしらせ―――読者のみなさんの体験談をお待ちしています。
      こんなときに悪化した、良くなった、
      ステロイドにまつわる思い出
      なんでも結構です。検討の上体験談コーナーに掲載
      させていただきます。ただし、他人を誹謗中傷するものは
      こまります。

http://www02.so-net.ne.jp/~guchi/mail.htm
からメッセージをお送りください。
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当院では、極力ステロイドを使わずにアトピー性皮膚炎の治療を行っています。
(ステロイド代替療法) その豊富な経験をもとにして、日常こんなことに
注意するだけでもアトピーが改善するというノウハウをお教えします



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今月は日光のおはなしです。(夏の話で申し訳ありません)
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アトピーの患者さんにとって、夏に気をつけなければいけないのは、日光と
汗です。 夏休みは、子どもにとっても大人にとっても、うれしいもの。
子どもは夢中でせみ採りや川遊びを楽しみます。
 私のところにも子どもの患者さんが多くきます。
とくに中学生・高校生は、部活でスポーツをしている子も多く、
6月くらいまで落ち着いていた炎症が、夏に一気に悪化して私のところに
飛びこんでくるのです。悪化の原因は、明らかに日光と汗。
 なかには、1日7時間も炎天下で練習しているという、まさに"スポコン"
患者さんもいます。さすがにそんな患者さんには、「部活を休むなり、
やめるなりしないと治らないぞ」という言葉が、口からでそうに。
 でも、"好きなことに打ちこみながら、そういった日常をできるだけ
崩さずに病気を治す"というのが、私の治療方針ですから、その言葉を
いつもグッとガマンしています。
 事実、湿疹は悪化しても、診察室へ入ってくるその患者さんの表情は
イキイキしてるんですね。QOL(Quality of Life=生活の質)に通じる方針
ともいえるのですが、私自身はガマンガマン、けっこうストレスをためています。

日光で悪玉なのは赤外線
紫外線ではありません!!

 悪化の原因の日光ですが、どうも誤解されています。
「悪玉日光=悪玉紫外線」と、思いこんでいませんか。
「UV(紫外線)カットのクリームをぬっていいですか」「UVカットの商品は
どのメーカーのがいいですか」という質問をよく受けます。もちろん患者
さんからです。
 実は、悪玉なのは赤外線なのです。紫外線は「紫外線療法(PUVA療法)」と
いうのがあるくらいで、湿疹にとっては善玉なのです。
 赤外線による温熱効果が、湿疹を悪化させるわけです。アトピーの患者さんは、
そうでない人にくらべ、汗をかきにくいといわれます。赤外線で温まった皮膚
の熱を汗で効果的に発散できず、湿疹を悪化させるのです。
 私は、保冷ポットに氷りとタオルをいれておき、なるべくマメに患部を
冷やしなさい、とアドバイスしています。
 最近は、冷凍庫で冷やして使える商品もいろいろでています。上手に使うことを
工夫してください。
いずれにしても、夏場の日光には長時間あたらないようにしたいんですがね……。
 次回は汗のお話です。人に聞けない(?)箇所の汗対策もアドバイスしますね。
 では、おだいじに!!






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*********  特集 アトピーに良い食材   **********


40億年の年月をかけて培われた
"元気をつくる"食習慣は
穀類が中心だった!!


"元気をつくる"のに、なぜ『水穀の滋養』なのか。人間は本来、穀類を中心とした
食生活に適した体なのです。それは長い歴史のなかで、そうした体ができあがったと
もいえます。歯をみてみましょう。成人の歯を32本とすると、8本の門歯(25%)、4本
の犬歯(12.5%)、残り20本が臼歯(62.5%)です。割合として6割強が臼歯です。という
ことは、潰して食べる穀類を中心とした食生活が本来だということです。以前に「人
間は悪食だ」といいました。なんでも食べるには食べるのですが、あえて割合をいう
とすれば、穀類6割、野菜や果物が3割弱、肉や魚が1割強といった"本来(理想)の食
バランス"がみえてきます。

なぜ肉食中心の西欧人は腸が短い!!

「水穀」は水と穀類(稲、麦、小麦、粟、ヒエ、キビ、豆類など)。以前に人間の体を
成長、維持させるのは「空気、水、食べ物」であることをお話ししました。その食べ
物の中心に穀類があるというわけです。
 お腹がすいたら元気がなくなる。お腹が満たされれば元気になる。日常での、そん
なあたりまえのシーンを思いだしてください。"元気をつくる"のは難しいことでは
ないのです。食べて元気になり、それをくり返すことで元気を蓄えていくわけです。
問題は、元気の質。穀類中心こそが質の良い元気を手にいれられるように人間はでき
ている、というわけです。
 ある資料によると、300万年くらい前、人類の先祖はアフリカでゴリラから進化す
る形で派生したそうです。ゴリラは竹の皮やイモ類、果物しか食べません。それでい
て、立派な体を持ち、パワフルに成長します。パワフルといえば、ゾウも
草しか食べません。アフリカゾウなど体重は5〜6トンにもなります。馬や牛、サイな
ども草しか食べません。食べないということは、他のものを食べると体がバランスを
崩し、元気でなくなる、具合が悪くなることを本能的に「受けつけない」という形で
体自体が知っているわけです。ですから、草がなくなったら、食べられるものがなく
なったら即、死に直面することになります。
 幸か不幸か、人間は悪食です。少々ではへこたれない食域が人間の生命を支えてい
るのですが、長年のうちに培われた体のシステムにできるだけ逆らわないことが"元
気をつくり"、蓄える秘訣なのです。 
 とはいっても、欧米は肉中心の食生活ですよね。ある時期からの狩猟中心の生活か
ら生まれた食習慣ですが、たかだか1〜2万年ほどの歴史でしかありません。それで
も、本来の体は穀類中心ですから、変化がおきたのです。36.5度前後の体内に肉を長
時間いれておくと、腐るわけです(36度の炎天下に肉を1時間も置いておくと間違いな
く腐ります)。もともと穀類を消化吸収するための長い腸をもった胴長短足な体形の
人間です。狩猟民族は、腐ったものを少しでも早く体外に排出しようと、体の防衛本
能として、腸が短くなるという肉食生活に耐えられる体へと変化していったのです。

 歯はどうかというと、臼歯が少なくなって犬歯が多くなったわけではありません。
食べ物の取り入れ口の歯の変化よりも、体内の異常事態に対処する腸の変化が緊急課
題として体が反応したと考えると、体が現在も望んでいるのは、穀類中心の食生活と
いえるでしょう。

主食としてのお米は、白米でなく玄米

 戦後の日本の食生活の欧米化が、アトピー性皮膚炎などアレルギーやガンを急増さ
せています。穀類中心から肉食という自然からの摂取の変化だけでなく、化学合成物
質という自然ではないものの洗礼を体は短期間(歴史的には)に大量享受することに
なったわけです。ゆるやかな緊急処置ではなく、ギブアップの悲鳴をあげるしかない
のでしょう。許容範囲を超えた不自然な物質が体の内外に充満しているのですから。
 欧米人以上に、私たち日本人は、体の悲鳴に耳を傾けなければなりません。穀類を
中心とした、食のバランスをとりもどし、元気をためなければいけません。
 自分(人間)の本来を知ることも、アトピー性皮膚炎の改善に大切なことです。

 ただし、穀類といっても、今日のように精白されてしまっては、本来の滋養は期待
できません。「主食」というのは、それだけで生命を維持できるもの。お米でいえ
ば、玄米のこと。精白された「白い米」は、合せると「粕」。つまりはカスです。白
米を主食にし始めた江戸時代には、栄養失調から脚気などの病気が流行ったそうで
す。当時の食習慣は一汁一菜のような質素なもの。主食の栄養が落ちてしまったまで
は、栄養失調になるのは当たり前です。その後、食はだんだん豊かになり、他のもの
で栄養を補えるようになり、白米の栄養価の低さは問題にされなくなりました。反面
で栄養過多、欧米化が問題になっているのが今日の日本です。

穀類4割、野菜4割、魚1割、果物・肉1割がベター

 玄米中心にすることをお勧めしますが、白米のおいしさをしってしまった以上、抵
抗がある人が多いのも確かです。白米の栄養不足を野菜や魚介類で補う食こそが、現
実的な食の改善方法といえるでしょう。その場合、大豆や枝豆、小豆などの豆類も取
り入れることを意識しながら、穀類4割、野菜4割、魚1割、果物・肉1割といったバラ
ンスわ心がけるといいでしょう。毎回の食事 ということではなく、1週間単位で、上
記のようなバランスがとれるような献立を考えてください。

精白された白米やパンが主食なら、野菜を多くとろう

 さて、春の食材です。アトピー性皮膚炎の改善に効果があるのは以下のような食材
です。

●野菜
 ニラ……………ビタミンAの含有量はトップクラス。C、Eも多い。ミネラル類も水
準はある。漢方では「古血を排泄し、お血を取り除き、生理不純を和らげる」とあ
る。細菌や風邪に対する抵抗力もつく。
 アスパラガス…新陳代謝を活発にして血液を浄化するアミノ酸の一種、アスパラギ
ン酸が豊富。比較的多いパテント酸は、不足すると皮膚や毛髪が老化しやすい。アス
パラギン酸と一緒にとれるアスパラガスは皮膚により効果的。ホワイトよりグリーン
が栄養価は高い。
 サラダ菜………レタスより栄養価は高い。ビタミンAは10倍。ビタミンB2、C、ミネ
ラル類も上回る。植物油のドレッシングで食べると、ビタミンAの吸収がより高ま
る。
 キャベツ………各種酵素が多く、消化促進や腸内浄化作用がある。カルシウムは
100・中43・と多くはないが、野菜のカルシウムが一般に吸収されにくいなかでは健
闘野菜。生食がベター。
 サヤエンドウ…ビタミンA、B1、B2、Cが比較的多い。繊維、カルシウムも。胃腸に
やさしく、健胃、整腸作用がある。美肌効果も期待できる。
 ウド……………食物繊維はゴボウなみ。低カロリー。漢方では、食欲増進、発汗・
利尿、解熱、神経痛の沈静などの作用がある。
 アサツキ………ビタミンAは100・中1300IU。Cは50・。たっぷりと使いたい。

●果物
 イチゴ…………ビタミンCは100・(5〜6粒)中に70〜100・。200〜500・はとりた
い。ただし、イチゴのCは水に溶けやすいので、ヘタはとらずに洗うこと。
 夏みかん………果物中トップクラスのクエン酸は、体内の乳酸を分解し、酸性に傾
いた血液をアルカリ性に戻す働きがある。出回るのは春から初夏。実は前年の秋にな
り、酸味が和らぐ春先に収穫されたもの。


●魚介類
 サワラ…………タンパク質、ビタミンA、B1、B2、D、Eなどを含む。Dは100・の切
り身で1日の摂取量をクリア。ミネラルも豊富。
 ニシン…………栄養価は高い。タンパク質、脂質、ビタミンA、B2、E、Dも豊富。
身欠きニシンはより豊富。
 ハマグリ………ミネラル豊富。鉄分、カルシウム、リン、ナトリウムは焼いても損
失が少ない。
 アサリ…………貧血の特効があるビタミンB12を含む。タンパク質、カルシウム、
鉄分も同時に摂取できる。しかも低カロリーだから、貧血対策に最高。
 ワカメ…………タンパク質は海草では海苔に次ぎ、昆布の2倍。ビタミンA、B2も多
い。ミネラル類は抜群の量。アルギン酸、葉緑素、ヨードなども。多食したい。ノン
カロリー。
 ヒジキ…………食物繊維は組織中55%(ワカメは38%)。カルシウムは100・中1400・
とスゴイ。ヨードやカリウム、亜鉛、マグネシウムも豊富。
(文・村田久一郎)





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************  読者の声  *****************

(このコーナーの治療法をためす際は自己責任でおねがいします)


   今回はありません。
   読者の方々の様々な体験談や御意見をお待ちしています。

      

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アトピー、ステロイド情報センターからのおしらせ
〒530−0047 大阪市北区西天満3−4−5−402
TEL 06-6364-0275
             アトピーステロイド情報センターは、アトピーに関する情報
             が氾濫する中、お互いの治療体験を交換することで、情報を
             整理し、患者同士がより良いアトピー治療を模索する場とし
             て発足したNPOです。
             
                      
     
    

        
    
    <成人アトピーノッキングネット(仮称)>発足

             (目的)
              *成人アトピー患者、その親(家族)および支える人たち
               で構成し、それぞれの立場から成人アトピーに関わる
               問題を考え、疑問や要望を行政に訴え、成人アトピー
               の人たちが市民権を得、生きていきやすい社会環境に
               することを目指すものとする。
              *親同士の親睦を図り、情報交換もしながら次の活動を
               行う。

             (活動事案)(仮)
* 患者とその家族の生活実態調査を行政や保健所に要請
する。
               調査内容や調査方法については、当会も参加して実施
               することを要望する。
              *ステロイド以外の<根本治療>と、社会的対策を確立
               してもらいたいことを行政に要請する。
              *成人アトピーの病状や現状などについて、労働基準
               監督署および企業人事担当者に知らしめ、労働基準
               監督署には企業への指導も要請する。
               (ASIC作成パンフレット、情報をもって)
              *医療環境の改善の指導を行政に求める。
              *生活援助のノウハウなどを患者や親に伝える
              *署名活動

    





 
             


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