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ステロイドなしでアトピーをなおす(1月号)
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発行 : 医療法人 恵明会クリニック
            アトピー性皮膚炎の漢方治療
            ステロイド代替療法で脱ステロイドをめざす
            〒177−0041
            東京都練馬区石神井町3−25−2石川ビル3F
            TEL 03−3995−8138
            FAX 03−3995−8113
            URL http://www02.so-net.ne.jp/~guchi/



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おしらせ―――読者のみなさんの体験談をお待ちしています。
      こんなときに悪化した、良くなった、
      ステロイドにまつわる思い出
      なんでも結構です。検討の上体験談コーナーに掲載
      させていただきます。ただし、他人を誹謗中傷するものは
      こまります。

http://www02.so-net.ne.jp/~guchi/mail.htm
からメッセージをお送りください。
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当院では、極力ステロイドを使わずにアトピー性皮膚炎の治療を行っています。
(ステロイド代替療法) その豊富な経験をもとにして、日常こんなことに
注意するだけでもアトピーが改善するというノウハウをお教えします



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今月はストレスのおはなしです
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ストレスがアトピー性皮膚炎を悪化させる!? だったら、
とにかく気分転換を!!


大学合格で症状が改善!!
受験ストレスからの開放が◎


 お元気ですか。受験生にとっては、これからが本番。
いよいよ死ぬ気(?)で取り組まないといけない時期です。あっ、それは私だけのこと
でした? みなさんのお子さんは日々着々と勉強されてるのかもしれませんね。
 今回と次回はもう少し詳しく、ストレスとアトピー性皮膚炎(以後アトピーと略す)
との関係について、お話ししましょう。まずは受験生の患者さん2人のケーススタ
ディです。
 予備校に通っているA君は、顔中心のアトピーです。とくに、赤みとかゆみが
ひどく、本人もその赤ら顔をいちばん気にしていました。
「ステロイド剤は使いたくない」ということでしたので、漢方を中心として
スキンケアや環境整備による治療を決めました。
しかし、思ったほどに改善がみられませんでした。ところが、志望校にめでたく
合格してしばらくすると、あれほどガンコだった皮疹が落ち着いたのです。
現在は漢方薬の量も減り、良好なコントロールができています。
 女子高3年のB子さんは、顔・首・胸が中心のアトピーです。かゆみがひどく、
とくに首の皮疹がよくなりません。ときどきジクジクするなど、一進一退の状態
でしたが、大学に合格してからは、グンと落ち着きました。

心的ストレスが神経系を介して
免疫系に影響し、皮疹を悪化

 受験に限りませんが、児童も含めアトピーは、さまざまな心的影響を受けるもの
のようです。入学して新しい環境にはいる。イジメや学校にいきたがらないなどの
学校不適応、就職、職場内での配置転換、人間関係、転職、さらには家庭での親子
関係、失恋……。このようなさまざまな心的ストレスが、アトピーの悪化因子に
なっているのです。
 もうひとつ、失恋の例をあげておきましょう。 高校1年のC子さんは、
乳幼児アトピーの経験もなく、思春期をむかえました。志望の高校にもはいり、
好きな彼もできました。毎日が充実の日々だったようです。うらやましいですね。
ところが夏の終わりころ、急に彼から別れ話がでました。日曜日のデートに
ルンルン気分ででかけたときのことです。いつも2人がお気に入りの、渋谷の
喫茶店で待ち合わせるのですが、「さあ、今日はなにしよう!」と、きりだしたとき、
彼から「実は、別れたいんだ……」。C子さんは「?」「いま、なんていったの?」。
あとは、プライベートですから、省略しますが、家までの30分。なにもかもが
真っ白になって、どうやって帰ったのか、いまでも思いだせないそうです。
部屋にこもって、ただただ泣くばかり。
 そのC子さん。翌日突然、全身に皮疹があらわれ、1週間もたたないうちに
重度のアトピーまで症状はいっきに悪化しました……。
 失恋という想像を絶したショックが彼女の心的ストレスとなって、
アトピーを発症させてしまったわけですね。ショックの度合い、ストレスの強さ
というのは当然、個人差がありますから、なかなか尺度をもつことはできませんが、
いずれにしてもストレスが、場合によってはアトピーの原因になるということは
確かです。これはストレスによる心的負荷が、心身症も含め、いろんな部位、
いろんな病気を引き起こす可能性があるということで、そのひとつとして
アトピーが発症するケースもあるということです。
 アトピー悪化のメカニズムについて、
お話ししましょう。                      神経系
 右をみてください。最近わかってき
たことですが、人間の神経系と内分泌            /     \
系(ホルモン系)、免疫系は各々独立し           
て働いているのではなく、お互いが有        内分泌系   ―   免疫系
機的なネットワークを形成して、情報
伝達の仕組みを共有し、外界のさまざまなストレスにたいして、生体が常に一定の安定した状態を保つように働いているようです。
 つまり、心的ストレスは、神経系を介して免疫系に影響し、皮疹を悪化させる
というわけです。まだ発展途上の研究ですから、クリアなことはわかっていませんが、
さまざまな実験報告があります。
 たとえば、ネコの実験。脳の視床下部を刺激すると、不安や怒りなどの反応を
起こすのですが、これがかゆみのもとである血中ヒスタミンを上昇させる、
という報告。
緊張・不安・落ちこみやすい仕事の忙しさといったものが、免疫系を介さずに、
直接皮膚に作用してバリア機能に影響し、角質の水分量を減らす、
という報告などありますが、まだまだ研究されている最中です。
 ストレスによるアトピー悪化の、いちばんわかりやすい説明は、皮疹を
「かきむしる」という行動をともなうことです。
つまり、対人関係のストレスは、不安・緊張・怒りなどを生じ、これらが
「かきむしる」行為を助長して、皮疹がさらに悪化するというわけです。
ですから、ストレスがあっても「かきむしる」行為に結びつかないような、
一種の行動療法的な治療が必要になるわけですね。

「かきむしる」のですから、
爪を切ることも忘れずに!!

 お母さんにキツクしかられたあとに、バリバリとかいている子でも、
なにか好きな絵本に夢中になると、かかなくなったりしますから。
いずれにしても、ストレスをためさせないようにするのが親の務めでしょうが、
ストレスでバリバリやってるときには、なにか本人の好きなことに気をむけさせる
ように心がけてあげましょう。成人型のアトピーの人は、ぜひ気分転換を
心がけてください。とはいっても、先ほどのC子さんのように、気分転換なんか
できないストレスもたくさんありますよね。でも、お願いですから、
気分転換するようにしてください。アトピー改善のためには、
それが最短なのですから。
 行動療法とともに、爪をきれいに切ることもお忘れなく!!
 では、おだいじに!!






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*********    特集 東洋医学の考え方   *********


人間は本来アナログにできている。
デジタルな捉え方だけでは不十分

 誤解を恐れずにいいますと、本来アナログである人間をデジタルにとらえるのが、
科学であり、西洋医学です。人間を全体としてみるのではなく、各部位の集合体とし
てとらえるのがデジタル。
「現代医学(西洋医学)は病気を"人の病(やまい)"ではなく、"臓器の病"と考えま
す。結果、人を治療しているというのは錯覚で、臓器を治療しているというのが実際
です」
 以下、このページの主催者、恵明会クリニック・山口院長のお話です。

西洋医学は人間を各部位で診断する
人間は部位の集合体ではない!!

「"病める人間"をトータルに診るより、臓器をモノとして扱うほうが、化学的、物
理的、人工的な処置がいくらでも可能だというのも事実。科学の発達にともない、そ
の恩恵を医学面でも享受しやすい選択ではあります。部位化したモノはさらに細分化
され、記号化され、デジタルな分析と結果判断、そして対処(症)法の研究を容易にし
ているともいえるからです」
 確かに人類は、科学の発達で多くの恩恵をこうむりました。しかし西洋医学の発達
は、ここにきてその弊害も指摘されています。ホリスティク医学(全体医学)に代表さ
れるように、西洋医学においても患者の患部だけを切り離して治療対象にする考え方
は徐々に改められつつあります。東洋医学(中医学)を積極的に見直そうという西洋医
が増えてきていることは、患者にとって喜ばしいことだといえるでしょう。
「歴史的には、科学的な立証を盾に西洋医学は東洋医学を否定してきました。といっ
ても、科学の草創から今日まで、たかだか数百年です。言葉は悪いのですが、中医学
は、中国4000年の人体実験のうえに体系だてられた医学です。西洋医学以外にある治
療法は中医学だけではありませんが、体系だてられたものということでは残念ですが
中医学の右にでるものはありません。しかし全世界で古くから伝承されてきた治療法
の多くは廃ってしまうか、民間療法の域をでなかっただけで、"病める人間"を対象
にしていましたという点では、いずれ劣らぬ治療姿勢をもっていたといっていいで
しょう」
 民間療法の域を脱し、医学としての体系を形づくっている東洋医学ですが、非化学
的だ、民間療法だと否定する人はまだまだ多いのも事実。急激な科学の発達と、その
恩恵、結果としての科学信仰が、現代人に西洋医学に劣るもの、医学ではないという
先入観を植えつけてしまったのでしょうか。

科学的に証明できないということは
効果が期待できないという証ではない

 山口先生もおっしゃっていますが、「非科学=効果がない」「民間療法=迷信」とい
う等式はなりたたないのです。効果のあった事実の積み重ねを無視できるだけの先入
観などあり得ません。科学的な立証ができないのは、科学が力不足であるからです。
そうした謙虚さも西洋医学に従事する人たちはもちあわせて欲しいものです。
 データを重視しているわりには、計測不能な数値、たとえば「1」以下の微量な数
値は「0.9」であっても「0」あるいは「ND(検出されず)」として扱われます。「検出
されず」は計測不能の意ですが、実際には「0」と判断されるのが大半です。デジタ
ルの弊害です。人間は全体として微妙なバランスを保ちながら体を維持しているので
すから、「0.9」の影響を受けているものとして考えなければなりません。食品添加
物や農薬の問題、あるいは薬の副作用、遺伝子組み換え食品にしても、そうしたデジ
タルVSアナログの考え方の違いが、人間の被害をより大きくしていることに早く気づ
いて欲しいものです。

血液は体中に栄養を運び
老廃物をもちかえる大切な器官

 さて、人間を全体としてみた場合、まずは体全体に栄養を送り、体の隅々から取り
除くべき老廃物を持ち帰る働きをする"血液"が、いかに健康を左右するか、お話し
します。
 人の体を成長・維持させるには、体外から空気と水、そして食べ物を取りこまなけ
ればなりません。空気は肺から、水と食べ物は小腸から体内に吸収されます。空気は
人間が酸素を必要とするから。水と食べ物は、人間が水分と栄養を必要とするからで
す。空気、水、食べ物のすべてにいえることですが、その質が問題になります。体に
良いものを取りいれれば体は喜びます。元気を維持します。体に悪いものを取りいれ
れば体は抵抗しながらも、しきれなくなれば悲鳴をあげ、いろんな症状を発症するこ
とになります。すべては空気、水、そして食べ物の質にかかっているのです。
 やっかいなことに空気は、大気汚染物質や花粉などアレルギー素因が含まれていた
としても、抜本的に取り除いてきれいな空気を吸うことはできません。防塵マスクに
も限界があります。酸素ボンベを担いでの生活も現実的には不可能です。自然環境を
どうするかという大局的な対処を世界規模で望むしかありません。あきらめるのでは
なく、個人個人でまずはできることからはじめましょう、ということです。自治体や
政府への働きかけも含めてですが。
 一方、水と食べ物については、個人、各家庭単位で自由に取捨選択ができます。自
分や家族の健康を確かな手ごたえをもって良い方へと導けるわけですね。できること
は積極的にやりましょう。
 食べたものは胃腸で消化し、小腸から吸収されて血液内に取りこまれます。吸収さ
れたものは体内で作られたホルモンや肺から吸収した酸素などとともに体のすみずみ
まで、すべての細胞に届けられます。一方で各細胞からでた老廃物など体が必要とし
なくなったものをしかるべき臓器にもちかえり処分する働きもあります。これらの働
きをスムーズにするためにも、体には血液をきれいに保とうとする働きがあります。
血液が汚れていているというのは、それだけ余分なものが血液に含まれているという
ことです。ということは、十二分な栄養が体中に運べないということであり、体中の
老廃物を十分もちかえれないということです。

血液をきれいにすれば
アトピー性皮膚炎は改善する!!
 人間の体はホントにすばらしいと、常々思うのですが、免疫力や自然治癒力を備え
ています。少々のことでは悲鳴をあげたり、病気を発症したりはしないのですが、逆
にぎりぎりのところまで踏ん張っているから、いざ駄目になってしまうとやっかいな
ケースもたくさんでてくるわけですね。
 血液をきれいに保とうとする働きも、体の踏ん張りですが、ではどうするのか。血
液の汚れがひどくなると、血管の内壁に老廃物や有害物質、不要物を付着させて流れ
る血液をきれいにしようとするのです。こうした状態が長くつづくと、血液をきれい
にしようとする働きにもかかわらず、結果的には血管が詰まる血栓やいろんな病気を
発症してしまうことになります。一人の人間のすべての血管をつなぐと、10万qにも
なるといいますが、これだけの長さの血管内を、だからといって一気にきれいにする
ことなどできません。
 私たちは毎日体内に取りこむものに気を配り、取りこむもので少しでも血をきれい
にするしかありません。それがアトピー性皮膚炎などのアレルギーだけでなく、万病
を予防、改善する"急がば回れ"の取り組みでもあります。

 血液をきれいにする働きがとくに認められるものとしては、マグロに代表される
EPAやDHAを多く含む魚。サンマ、サバ、イワシなどもおすすめ。野菜ではタマネギ、
ねぎ(とくにワケギ)、ニラ、ニンニク、シュンギク、パセリ、ホウレンソウなど。果
物ではレモンやグレープフルーツ、イチゴなど。
 旬を上手に取りいれ、総合的にアトピー性皮膚炎と向き合ってみてください。
           (文・村田久一郎)



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************  読者の声  *****************

(このコーナーの治療法をためす際は自己責任でおねがいします)


   今回はありません。
   読者の方々の様々な体験談や御意見をお待ちしています。

      

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アトピー、ステロイド情報センターからのおしらせ
〒530−0047 大阪市北区西天満3−4−5−402
TEL 06-6364-0275
             アトピーステロイド情報センターは、アトピーに関する情報
             が氾濫する中、お互いの治療体験を交換することで、情報を
             整理し、患者同士がより良いアトピー治療を模索する場とし
             て発足したNPOです。
             
                      

    講演会 <アトピー性皮膚炎は愛と笑いと共に去りぬ
             : ステロイドフリーの治療法と全身ケア>
         (特にマグネシウム摂取の重要性、海洋深層水とからめて)

         1月13日(日)PM2時―4時30分
         大阪ドーンセンター(大阪市中央区天満橋)
* 詳しくは、アトピーステロイド情報センターまで
お問い合わせください。     
        
    
    <成人アトピーノッキングネット(仮称)>発足

             (目的)
              *成人アトピー患者、その親(家族)および支える人たち
               で構成し、それぞれの立場から成人アトピーに関わる
               問題を考え、疑問や要望を行政に訴え、成人アトピー
               の人たちが市民権を得、生きていきやすい社会環境に
               することを目指すものとする。
              *親同士の親睦を図り、情報交換もしながら次の活動を
               行う。

             (活動事案)(仮)
* 患者とその家族の生活実態調査を行政や保健所に要請
する。
               調査内容や調査方法については、当会も参加して実施
               することを要望する。
              *ステロイド以外の<根本治療>と、社会的対策を確立
               してもらいたいことを行政に要請する。
              *成人アトピーの病状や現状などについて、労働基準
               監督署および企業人事担当者に知らしめ、労働基準
               監督署には企業への指導も要請する。
               (ASIC作成パンフレット、情報をもって)
              *医療環境の改善の指導を行政に求める。
              *生活援助のノウハウなどを患者や親に伝える
              *署名活動

    





 
             


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