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ステロイドなしでアトピーをなおす(9月号)
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発行 : 医療法人 恵明会クリニック
アトピー性皮膚炎の漢方治療
ステロイド代替療法で脱ステロイドをめざす
〒177−0041
東京都練馬区石神井町3−25−2石川ビル3F
TEL 03−3995−8138
FAX 03−3995−8113
URL http://www02.so-net.ne.jp/~guchi/
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おしらせ―――読者のみなさんの体験談をお待ちしています。
こんなときに悪化した、良くなった、
ステロイドにまつわる思い出
なんでも結構です。検討の上体験談コーナーに掲載
させていただきます。ただし、他人を誹謗中傷するものは
こまります。
http://www02.so-net.ne.jp/~guchi/mail.htm
からメッセージをお送りください。
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当院では、極力ステロイドを使わずにアトピー性皮膚炎の治療を行っています。(ステロイド
代替療法) その豊富な経験をもとにして、日常こんなことに注意するだけでもアトピーが改
善するというノウハウをお教えします
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今月は温熱のおはなしです
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アトピー性皮膚炎の悪化は、地球の温暖化が原因!?
体に熱をためすぎないで!!
家族で温泉、いいですね
でも、温熱効果には注意を
最近のテレビでした。ロシアでの出来事です。真昼の空が急に暗くなったか
と思う間もなく、バッタの大群が農作物に襲いかかり、情け容赦なく食べ尽く
しています。あとには、わずかな茎や葉が残るだけ……。
地球の温暖化現象が原因で、自然のバランスは少しずつ狂い始めているとい
われます。バッタやイナゴの大量発生も、地球の温暖化、異常気象が起因して
いるようです。
地球の温暖化については、1988年6月の米国議会上院議院・エネルギー天然資
源委員会で、NASA(米航空宇宙局)のJ・ハンセン博士が、「温室効果」という表
現で証言したのが最初でしょうか。
「温暖化は自然現象ではない。人間が自然を汚し、その秩序を乱す行為が引き起
こしたものである。主な原因は二酸化炭素の増加である」と。
本来、地球の表面が暖かいのは、二酸化炭素のおかげなんです。降りそそいだ
日光が地表を暖めます。すると地表が熱(赤外線)を発するようになります。
その熱は空気中の二酸化炭素と水蒸気が吸収して、大気圏外へ逃げ出さないよ
うに作用するのです。といっても、すべての赤外線(熱)が、二酸化炭素と水蒸気
によって吸収されるわけではありません。赤外線の波長の一部はいずれにも吸収
されず、大気圏外に放射され、それによって絶妙な温度バランスが保たれている
のです。
ところが、人間による大量の石炭や石油などの燃料消費が、そのバランスを狂わ
せているのです。自然が放出した二酸化炭素は植物や海など、自然が吸収して
バランスがとられていたのですが、自然が吸収できないほどの二酸化炭素を人間
が自然界にばらまいて、保温効果を高める結果、地球にダメージを与えているわ
けです。加えて、二酸化炭素を吸収してくれる森林の伐採などが輪をかけています。
二酸化炭素以外にも保温効果のある気体が増えているのも気になります。
ちょっと前置きが長くなりましたが、お元気ですか。まだまだ残暑の厳しさが身
に応えますね。日ざしもまだまだ厳しいものがあります。そこで、今回は、残暑
にサヨナラするために、アトピー性皮膚炎(以後アトピーと略す)にとって悪玉=
赤外線の「温熱」効果についての話です。
地球の温暖化、二酸化炭素などの保温効果の高い気体の増加が、アトピーの肌に
もダメージを与えているかどうか、そこまでは私もわかりませんが、前にもいっ
たように、赤外線によって皮膚が温まることで、症状が悪化するケースは多いの
です。
ところで、夏の暑い盛りはアトピー改善に、なにはともあれ「水、みず、ミズー!!」
と、水と仲良くすることお薦めしていましたよね。
これからは、野に山に、温泉じゃあありませんか? いよいよ、子どもの元気に
大人もつきあえる季節になった、ということでしょうかね。野山を散策したあとは、
家族で露天風呂……。最高です!!
ヨーロッパでは、古くから温泉水の治癒効果に注目し、最新医療にも取り入れられ
ています。アトピーの治療についてもそうです。日本の医療では、まだ民間療法と
してしか位置づけられていません。
しかし、医療先進国が認めているほどですから、温泉の効果はバカにできないと私は
思います。ただし、アトピーの患者さんは、赤外線同様に温泉のもつ「温熱」効果に
注意してください。
「温める治療」「冷やす治療」
が、漢方の基本的な考え方
東洋医学から説明しましょうか。
この「温熱」つまり熱は、漢方では基本となる考え方です。病状を判断するとき、 寒
「熱←→寒」「燥←→湿」の ↑
ふたつを軸に考えます。 繰 ← → 湿
図で示すと、右のような関 ↓
係です。 熱
ここでは、理解しやすいように、「熱←→寒」の軸だけで説明します。
漢方治療ではまず、望診(患者さんを観察する)、問診(患者さんへの質問)、
聞診(患者さんの説明を聞く)、切診(脈をみたり、患者さんの体に直接触れて
チェックする)を基本に診察をします。その結果で、患者さんの体の状態が
「熱←→寒」の軸上、どのあたりに位置しているかを把握します(詳しくは
「熱―温―平―涼―寒」に分類するのですが、簡略にします)。
たとえば「寒」のほうに傾いていれば、温める方向で。
「熱」のほうに傾いていれば、冷やす方向で、治療方針をたてます。
アトピーで、赤みの強い湿疹の場合はどうでしょうか。
先ほどの軸上、「熱」のほうにかなり傾いていると考えられますので、
冷やす方向に治療を組み立てます。その逆、温める方向で治療をしてしまったら
当然、悪化することになります。
では「温める治療」「冷やす治療」とは、どういった治療をいうのでしょう。
たとえば漢方で使う生薬は、すべて先ほどの軸上に分類されています。
よく知られている朝鮮人参は軸のセンターより温の位置(温性)、
アトピー治療によく使われる苦参は軸のセンターより寒の位置(寒性)といった
具合です(正確には生薬それぞれで、センターからの位置関係は微妙に違って
位置するのですが、ここでは無視して説明しています)。
このような生薬を何種類も組み合わせて、ひとつの処方ができあがります。
温める方向にもっていきたいときは、温性の生薬を多くします。冷やす方向に
もっていきたいときには、寒性の生薬を多く配合することになります。
ちょっと難しくなりましたかね。ようは、アトピーと赤外線や温泉などの熱とは、
皮膚の症状を悪化させる関係にあるということなんです。
「温熱」は西洋医学でも
アトピーの悪化要因
熱について、西洋医学での説明はこうです。
人間の体温を調節しているおおもとは、脳の視床下部にあります。
ここには相反する2つの調節センターがあります。
寒くなったときに体温をあげる寒冷中枢(熱産生中枢ともいう)、
暑いときに体温をさげる温熱中枢です。
・寒冷中枢=血管収縮、立毛、震えなどにより体温をあげる。
・温熱中枢=血管拡張、発汗などにより体温をさげる。
寒冷中枢を抑制するかたちで働く。
これらは、お互いにバランスを保ちながら働いています。
通常は主に寒冷中枢が優位で、皮膚の血管を収縮させたり、鳥肌をたてたり、
震えをおこさせたりして、体温調節をしたり、させたりします。
ところが、たとえば夏の暑い日中などは、通常とは逆の方向の調節に切り替わります。
つまり、温熱中枢が刺激をうけると、寒冷中枢の働きを抑えるとともに、
血管拡張や発汗などの指令をだします。これが神経を伝わって皮膚にとどき、
皮膚の血管をひろげて体内の熱を放出しやすくしたり、汗をだして、
その蒸発熱で体温をさげたりします。
実はこのとき、神経の先端から皮下にアセチルコリンという物質が放出されます。
これがかゆみをおこす物質・ヒスタミンを刺激するため、かゆみがひどくなり
皮疹が悪化するわけです。また血管が拡張するため、顔の赤みなどはひどくなります。
詳しいメカニズムについては不明な部分も多いのですが、東洋医学的にみても、
西洋医学的にみても、「温熱」はアトピーの悪化要因であることは、間違いありません。
家族で野山を散策するときも、ゆったり楽しい温泉タイムも、アトピーの患者さんには、
体に熱をため過ぎないよう工夫してあげてください。
それにしても、「朝寝、朝酒、朝湯」が大好きだった小原庄助さんは、
アトピーじゃなかったんでしょうねぇ……。ハハハ。
次回は、飲み物、食べ物に関係した「温熱」のお話です。
では、おだいじに!!
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********* 特集 入浴を考える **********
アトピー改善には「急がば回れ」
まずは生活習慣の見直しを
アトピー性皮膚炎の患者さんが生活の基本として重要視して欲しいのが、「水」と
「食べ物」です。今回は、水に関連する改善策をお話ししましょう。アトピー性皮膚
炎の原因はいろいろといわれていますが、症状としては必ずかゆみをともないます。
皮膚表面の黄色ブドウ球菌がかゆみを引き起こすといわれていますが、これを取り除
くことが、とりあえずのかゆみ対策です。
黄色ブドウ球菌を皮膚表面から取り除く一番効果的な方法は、入浴です。皮膚表面
の悪玉菌を洗い流すわけですが、習慣的な一日一回の入浴ではなく、まずは朝、昼、
晩の三回を心がけてください。
朝は寝汗をかいた体を清潔にし、目覚めさせる効果もあります。個人差や夏冬の季
節によっても違いますが、少し熱めのお湯(40℃前後)に、短時間(3分〜5分)程度つか
ります。その後、石鹸をつけた木綿の肌触りのいいタオルで、肌をなでるように洗い
ます。皮膚の状態がよくない場合や、傷が痛む場合は、石鹸を手のひらにつけ、全身
をなでるように洗いましょう。37〜38度くらいの体温より少し高いくらいのぬるま湯
(シャワー)でやさしく洗い流します。決して水圧を強くしないこと、皮膚の傷口を悪
化させることにもなります。シャワーでない場合は、湯舟のお湯を湯おけにとって、
水でぬるめながら体にかけるといいでしょう。
家にいない昼間は、体にやさしい
ウエットティッシュなどを使う
昼間の入浴は多少疲れた体をリフレッシュさせる効果もあります。子どもや自宅で
仕事をしている人以外は、昼間の入浴は難しいですよね。シャワーだけでも効果があ
るのですが、なかなかそれも問屋がおろさないでしょう。そんな場合は、ウエット
ティッシュでかゆみの強い部分を軽くなでるようにふくだけでもいいのです。逆にこ
れだと、昼間に何度でも皮膚表面をきれいにできますね。洗面所にいったときなどの
習慣にするといいでしょう。
入浴やシャワーの場合、ぬるめのお湯(38度前後)を短時間使いましょう。汗をかい
て不快でないなら、石鹸は必ずしも使わなくて構いません。
夜は一日の疲れを癒し、ゆったりとした気分で睡眠へといざなう効果もあります。
できるだけ、睡眠前に入るようにしましょう。ぬるめのお湯(38度前後)にゆったり
と、くつろぐつもりでつかりましょう。10分程度が目安です。朝同様に、石鹸で体を
洗います。心身ともにリラックスできれば、夜ぐっすり眠ることにつながります。た
だし、けっして体温をあげすぎないように注意してください。かゆみを誘発すること
になりますから。
お風呂に重曹や天然塩を入れると
かゆみなどを減少させる効果がある
入浴する場合、お湯に重曹(重炭酸ナトリウム)または天然塩を大さじ1〜2杯いれる
と、より効果的です。重曹は掻いたあとのカサブタをきれいにします。塩はかゆみを
抑える効果があります。かゆるがおさえられれば、掻かくことも少なくなり、結果、
皮膚の状態もよくなるというものです。
最後に、入浴の効果をまとめておきましょう。●皮膚が清潔になります。●適温で
体が温まると、血液の循環がよくなります。冷え性対策になります。●血行がよくな
ると、臓器の働きが活発になり、新陳代謝を促します。●筋肉や関節がゆるみ、体内
でつくられた乳酸をはじめとする疲労物質が排出されるため、疲れや緊張から解放さ
れます。●裸になることや、お湯につかった浮遊感もあって精神的にもリラックスで
き、ポジティブな気持ちがわいてきます。
毎日の生活を見直すことで、アトピー性皮膚炎の改善に役立つことはたくさんあり
ます。
次号は食による改善策を紹介します。
文・村田久一郎
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************ 読者の声 *****************
(このコーナーの治療法をためす際は自己責任でおねがいします)
nodopiiさんからのお便り
次女は、生後1ヶ月でアトピー性皮膚炎と喘息と診断され、現在6歳になりました
が、まだ、アトピーも喘息もコントロールがうまくいっていません。1年前から水泳
をはじめ、喘息発作こそ減りましたが、アトピーのほうはなかなか改善できずにいま
す。特に、水泳教室の翌日にはアトピーが悪化しているようです。
3ヶ月くらい前から、アトピーに効くという温泉に2週間毎位に通っていて、温泉
に入った日と翌日くらいは皮膚の状態が良くなったかなと感じられますが、一進一退
を繰り返しているところです。そこの温泉では、毎日通って1年くらいですっかり良
くなった方がいると聞き、入浴がアトピーには良いのかなと感じているのですが、車
で1時間はかかる所なので毎日は無理なので、温泉のお湯をもらってきて、自宅で入
浴したとき最後にかけています。
現在病院から処方されている薬は次の通りです。
内服薬
テオドール・ケトチロン・ムコダイン・アタラックス
外用薬
ロコイド:ワセリン(1:1)
ロコイド
リンデロンVG
インタール点眼薬
吸入薬
インタール吸入液
ベネトリン
今回の海水浴について、興味深く読ませていただきましたが、ここ北海道釧路市で
は、海水浴は出来ないので、残念です。
これからもメールマガジン楽しみにしています。
手塚裕昭さんからのお便り
アトピー性皮膚炎で大変お困りの方が多いとお見受け
されます。小さな子供さんを見ると心痛みいります。
そこで、私が試して良かったという情報をお教えします。
(1)土佐清水病院 丹羽 耕三(旧名・靭負)さん
のSOD療法 活性酸素除去(全国8ヶ所)
ホームページ アドレス
www.netwave.or.jp/~tshp/
TEL 08808-2-2511 FAX 08808-2-4925
(2)大分の「日田 天領水」活性酸素除去
ホームページ アドレス
www.hita.kernel.gr.jp/
TEL:0120-77-8137
以上です。お試し下さい。
〒845-0002
佐賀県小城郡小城町畑田3038
手塚裕昭 tetsuka@fides.dti.ne.jp
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アトピー、ステロイド情報センターからのおしらせ
アトピーステロイド情報センターは、アトピーに関する情報
が氾濫する中、お互いの治療体験を交換することで、情報を
整理し、患者同士がより良いアトピー治療を模索する場とし
て発足したNPOです。
〒530−0047 大阪市北区西天満3−4−5−402
TEL 06−6364−0275
合宿 日程 : 9月22日〜23日
行き先: ガリバー青少年旅行村(滋賀県高島郡高島町大字鹿ヶ瀬)
参加費: 7000〜8000円の予定 1泊2食(参加人数により変更あり)
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このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
を利用して
発行しています。 http://www.mag2.com/ (マガジンID:
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