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生理」「生理時の女性」をとりまく現状

  「月経痛については、相当な女性が体験しているが、必ずしも適切な対処がおこなわれているとはいえない。これは、月経障害についての知識が不足しているとともに、健康相談の場が不足していることによると考えられる」

「月経障害については、女性自身の知識の不足や社会の理解が進んでいないことなどから、自分一人で我慢してしまい、適切な対応が行われていない場合があること等が指摘されている。また、職場等の理解が進んでいないため仕事を休みにくい等の状況がある。このため、適切な情報提供を行い、女性の月経に関する理解を深める必要がある」

 前に引用した「生涯を通じた女性の健康施策に関する研究会」(厚生労働省)の報告書にある「月経(報告書は“月経”と表記していますので、そのまま引用しています)に関する調査」(月経研究会)の結果分析にある一文です。

 平成の時代になっても、「生理」については、いまだ“秘め事”のような状況が変わっていないということでしょうか。それは、社会環境的にも、当事者にとっても。しかし、泣くのは、屈辱を味わうのは当事者です。知らないことで勘違いをすることだけは、さけたいものです。社会環境的な問題は個人の域を超えている分、期待するという意味で啓蒙活動の広がりを待つしかない部分もありますので。

 生理時、女性がどのような症状に悩んでいるのかを紹介するまえに、ここでは少し、「生理」および「生理の女性」をとりまく行政サイドの対応、つまり社会的問題に対する指導的立場にある行政がどのような方針をだしているのかに触れておきます。知っているのと、知らないのでは、当事者である女性ひとりひとりの「生理」に対する気持の持ちようもちがってくるというものです。


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