第4話 1/2頁

*トップ
*ハーバルセラピー


20歳代半ばから増えはじめる 「器質性」の生理痛

 20歳代に入ると、体の成熟にともなって、生理も少しずつ安定してきます。一方で、西欧型の食生活はエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌過剰をもたらすといわれています。エストロゲンの増加は、子宮内膜症や子宮筋腫の原因となり、「器質性」、つまりは病気が原因の生理痛を誘発する可能性が強くなってきます。

 再び、厚生省(現・厚生労働省)児童家庭局母子保健課が出した「生涯を通じた女性の健康施策に関する研究会」の報告書をみてみましょう。
 子宮内膜症(子宮腺筋症を含む)については、日本での子宮内膜症の患者数は約12万8000人と推定され、30代前半の女性がもっとも多く、次いで20代後半が多くなっています。

 子宮筋腫については、患者数は1万4000人と推計されており、近年、わずかずつではありますが、増加傾向を示しています。40歳代の女性の4人に1人が子宮筋腫を持っているといわれており、筋腫の発生部位や大きさによって様々な症状を引き起こしています。また、子宮内膜症の合併率も高い傾向がみられます。


*次の頁