第1話 1/2頁
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*ハーバルセラピー
生理痛は病気じゃない!! でも、なぜこんなに悲惨なの?
20年近くも毎月のように激痛とつきあってきたMさん(30歳・ミュージシャン)は、救急車で病院に運ばれたことも一度や二度ではない。診断では「子宮後屈」(後述)といわれた。
だからといって「生理痛は治る」といわれたわけではない。「体質なので、妊娠・出産しないと治りません」と、医者は言い放ったのだ。
「これって、医者が患者にいう言葉かい!!」
と、キレそうになるが、
「そういえば『生理痛』って病気じゃないんだよな。てことは、私は患者じゃない……」
そう思うと、よけいに腹がたったのを、いまでも忘れないMさん。
「妊娠しろ、出産しろって、テメエは何様だ!!」
Mさんを毎月襲う下腹部の激痛は、生理の初日から2〜3日間がヤマ。12歳で初潮を向かえ、レディへの第一歩を踏み出したのはいいのだが、なぜか“月よりの使者”は「激痛」というとんでもない“従者”を引き連れてくる。
おかげで学校や会社を休まざるを得ないことも幾度となく繰り返された。
「お願いだから、『激痛』だけは連れてこないで!!」
Mさんの場合、生理の始まる前、つまり月経前の症状としては、
「情緒不安定、軽い腹痛、神経過敏、プチ(ちょっぴり)うつ、物を磨きたくなる、強烈な食欲、普段はあまり食べない“甘いもの”
が食べたくなる。そして、極めつきが、『霊感が冴えわたる』」
とか。
これらの症状は、生理が始まると「軽い腹痛」が「激痛」に変わり、その他の症状はウソのようになくなってしまうのだ。替わって生理中に訪れる症状は、
「貧血、視力低下、腰痛、倦怠、眠気、そしてハレぼったい目」。
婦人科に関係する病気は別段ない。
生理が始まっての激痛時、3日間はボルタレン錠(熱をさげたり、痛みや炎症を抑える薬))を服用する。
「そうすれば、なんとか動けるから」
そんな生活を続けていたMさんが、TCMと運命の出会いをしたのです。