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7 ナムキン

  スーパーのお菓子コーナーにいくと棚いっぱいにいろんなお菓子が並んでいます。子供にとっては、まさに天国のような場所でしょう。でも、少しでも子供の健康に関心のある親であれば、避けてとおりたい暗黒の地(!?)。健康への不安と、食べたい、食べさせてあげたい欲求とでちょっとヒステリックに子供に八つ当たりなんてこともありますよね。
 お菓子は心を豊かにしてくれます。安心して食べられる、食べさせられる、添加物なしの手作りで、我が家のおいしいお菓子の味をお子さんに教えてあげてください。工夫次第で、お酒のおつまみにもなりますよ。

 胡麻はおよそ200万年前にはアフリカに自生していたようです。そして古代エジプトから世界に広がり、メソポタミアで胡麻の効能が注目されたようです。インダス文明ではアーユルヴェーダに胡麻油が用いられるようになり、また中国最古の医学書にも胡麻の効能が記されているそうです。

 胡麻に含まれるリグナンという物質が活性酸素を除去する働きがあり、老化や成人病の予防に効果があります。ビタミンC、E、ベータカロチン、ポリフェノールなどが抗酸化作用のある物質として有名ですが、リグナンは抗酸化物質のニューフェイスとして注目を集めています。

 胡麻油もそうですが、胡麻は風味がよく、お菓子にも古くから使われていました。日本では、お菓子の原料となる粉が多少品質が悪くても胡麻を入れることで風味がよくなるため、悪いものを良くするという意味で、「胡麻菓子」が転じ「誤魔化す」という言葉が生まれたとか。現在では悪い意味で使われることが多いようですね。東北地方のお菓子「南部せんべい」も最初は、飢饉や不作など農作物の被害が多い地方だった関係で小麦の素材が良くなく、「胡麻」などを混ぜ込んで風味を良くしていたようです。
 今回のナムキンは、胡麻を「誤魔化し」で使っているわけではありません。念のため。

 胡椒は香辛料の王様といわれ、生薬でもあります。中国にはインド原産のものが伝わったといわれていますが、胡椒はヨーロッパの関心を東洋に向け、大航海時代の幕をあけ、歴史まで動かしたほどです。 ローマ時代に胡椒がヨーロッパに紹介されると人々は争ってこれを求めるようになります。 以来1500年、人々は胡椒の入手に情熱を傾けたのです。 胡椒は、中世には金と同じような価値で取引されたといいますから、その愛され方は相当なものですよね。えっ、愛はお金では買えない? ごもっとも。
 新鮮な肉がいつも食べられるとは限らない当時、肉の保存や、腐りかけた肉の調理、また消化促進にと、胡椒は食欲をそそる香りとともに世界中の食卓で愛されたのです。

 胡椒の辛味成分ペペリンは食欲を増進させ新陳代謝を活発にするとともに、抗菌作用があります。また、血液の循環をよくし、カロリーの消費をうながす作用がありますので、体内を活性化してダイエット効果も期待できます。

 胡椒の香り成分モノテリペンには脳を活性化する作用があります。仕事や勉強で疲れたとき、オヤツにナムギンなど、ほんのり胡椒を効かせたお菓子を食べると、その後の作業で記憶力、集中力が増すようです。

 一般に薬用には白胡椒が使われます。未成熟の青い果実を摘み取り、日干しにしたものが黒。成熟果実の果皮を取り除いて陰干ししたものが白。辛いのは黒胡椒、香りがいいのは白胡椒ですね。料理によって使い分けてください。

料理の写真・作り方はPCのサイトをご覧下さい!
http://www.tradmedicine.com/

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