ビフィズス菌は現代人の腸内から確実に減っています。免疫力が低下しているといわれるのも、このためです。「SARS」も、免疫力の低下がなければ被害者はでなかったかったかもしれないといわれるほど、本来なら人間が感染するものではないといいます。不可思議な病気は益々増える傾向にあります。免疫力の低下、つまり腸内環境が人類の将来を左右するといっても過言ではないでしょう。
ビヒィズス菌を腸内に増やすことは、現代人にとってはとても大切な課題です。ちょっと神秘の話をしましょうか。胎児は母体にいるあいだは完全無菌の状態に保護されています。それが「オギャッ」と外気に触れたとたん、家族の祝福とともに、細菌の洗礼も受けてしまいます。
病気の原因となる悪玉菌がまず体内に入り、増殖を始めます。この時期、母乳が大切なのは、母乳をとおして赤ちゃんを守る免疫力を母親が必死に送り込むからでもあります。初乳を飲んだ赤ちゃんとそうでない赤ちゃんでは初期段階の抵抗力にはかなりの開きがあるようです。
ところが、自然の神秘ですね。悪玉菌に遅れはとるのですが、生後2〜3日めには空気中に僅かですが漂っているビフィズス菌が体内に入り、腸内で増殖を始めます。これでようやくひと安心。ビフィズス菌が生まれたときから人間の体を守ってくれているのです。ファストフードや過度のストレスといった現代特有の生活環境にあって、ビヒィズス菌は相変わらず、人間の体を守ってくれる大切な菌なのです。もっともっと意識して、ヨーグルトを活用してください。
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