第2話 1/2頁

*トップ
*ハーバルビューティー


☆★★早乙女真美の特命リポート☆★★

「『素肌美人』をつくると噂の体内トライアングル『NISHI(ニシ)』を徹底調査・報告せよ!!」

現代医学最先端研究で、「生薬美肌術」の実力がいま明らかになる!!


“ストレスが美容の大敵”なのは
ストレスが『NISI』を狂わせるから!!

「どうだ、早乙女くん。調査は進んでるか?」
・ええ、まぁ……。
「なんか、心細い返事だなぁ」

・Dr.MouMou(マウマウ)、確認です。体内トライアングル『NISI(ニシ)』というのは、神経(Nerve)、内分泌(Internal Secretion)、免疫(Immunity)という機能が、トライアングルな関係で助け合いながら、体を最適状態に維持しようとしていることでしたね。
「反面、それぞれの機能が中心となって担っている役割というものがあるから、お互いがお互いの領分をあまり侵さないようにしていると思われる……」
・もういちど、神経系、内分泌系、免疫系のおもな働きを整理してみます。

 神経系。体の内外からの感覚的な刺激、つまり六感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、体内警鐘)をキャッチし、脳に伝えます。脳はその情報に応じた指令を体内に発します。
 内分泌系。生体の恒常性、つまり生体をベターな状態に保つための指令をのせた伝達物質(ホルモン)を目的地に届ける機能を果たします。
 免疫系。体が敵だとみなす侵入者を攻撃、排除します。つまり自衛隊!!

「話が混乱するから、自衛隊にはご遠慮願う」
・そうですか? ぴったりのネーミングだと思うのですが……。
「先を続けて!」

・これらNISIが、トライアングルな関係で肌を守っているらしい、ということですよね。それで調べてみたんです。「ストレスは美容の大敵!!」っていうじゃないですか。夜更かししたり、深酒したり、失恋など精神的なストレスも、肌にダメージを与えますよね……。博士、なにニヤニヤしてるんですか!! 自分のことをいってると思ってるでしょ!!!
「いえいえ……、めっそうもない…」

・乾燥肌やアトピー性皮膚炎などは、ストレスによって悪化することが臨床的にも観察されています。ある研究結果によると、「種々の生理的、心理的なストレスは、神経系や内分泌系、免疫系に影響し、その結果としてさまざまな臓器の機能に影響が現れる。皮膚機能もそれら調節系の支配を受ける」とありました。
「強いストレスは、NISIに悪影響を及ぼす。とくに免疫系は機能低下を起こし、病気や不健全な皮膚状態になりやすくなる……」

・アトピー性皮膚炎などのアレルギーなども神経系の影響を強く受けるようです。たとえば、アレルゲン(アレルギー反応を起こす原因となるもの)を頭に思い浮かべるだけで、アレルギーがひどくなったり。それに、アレルギー体質の人って、結構ストレスをためやすいようですよ。そのストレスが、生体トライアングルに悪影響を及ぼして、アレルギーを治りにくくしているようです。

 


*次の頁