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特集

アンチエイジングのツボせらぴー(5)

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編集部   前回、尻切れトンボで終わってしまいましたが、博士、今日は救急治療の経験談、是非聞かせてください。

 

ふぅ博士   以前、中国にいた頃、私は西洋医学の内科臨床医をしていましたが、その頃から中医学の鍼灸治療に非常に興味を持っていました。ある時、熱中症で意識不明の患者さんが運ばれてきたことがありました。その時救急処置として看護婦さんから注射針を1本借りてきて、まず意識回復に効くツボに刺した事があります。

 

編集部    へぇ〜〜。そんなツボがあるんですか。ビックリしました。

 

ふぅ博士   よくビックリする人ですね。

 

編集部    で、そのツボには他にどんな作用があるんですか?

 

ふぅ博士   他に、てんかんの痙攣発作などにも使います。

 

編集部    イヤ〜、鍼灸ってホントに凄いもんですね。

 

ふぅ博士   そうです。その時も、ハリのおかげで患者さんの意識はすぐ回復しました。そして、そのあと点滴などの処置を始めました。

 

編集部    現代は救急医学がかなり進歩していますが、鍼灸医学もあなどれないですね。

 

ふぅ博士   他にも、鍼灸の優れたところ沢山あるのですよ。

 

編集部    まだあるんですか?

 

ふぅ博士   ハイ。病院から遠く離れた場所で緊急に処置が必要な場合には、高度な医療器械などをすぐに運ぶことができません。

 

編集部    そうですね。最近はプレホスピタル・ケアの重要性が叫ばれています。高度の医療器械がなくても、ハリ一本で何とかなるのは便利ですね。

 

ふぅ博士   たとえば僻地などで、手元に医療器械もないし、救急の専門家もいない時に、心マッサージなどの緊急の心配蘇生法とともに鍼灸の技術も使えば、より多くの人の命が救えるのではないかという気がします。

 

編集部    救急医療における東西医学の融合。とても興味深いです。

 

ふぅ博士   もちろん課題も多いですが、検討に値すると思いますよ。

 

編集部    博士。話は変わりますが、つかぬことをお伺いしますが…。

 

ふぅ博士   ハイ。何なりとどうぞ。

 

編集部    変な質問で申し訳ないんですが、中国では鍼灸治療と漢方薬による治療とはどちらが上位に見られているんですか?

 

ふぅ博士   どちらも大切な治療医学です。先ほどお話したように、救急医療では鍼灸のが重要な、というか力を発揮する場合もありますが、全体として考えると甲乙はつけられません。

 

編集部   そうですか。鍼灸治療と漢方薬による治療そして現代医学、どれも甲乙つけがたい素晴らしい医学というわけですね。それでは博士、今日もありがとうございました。  

 

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胡 中医鍼灸治療院 (予約制)

  渋谷区幡ヶ谷2-8-10-1001  TEL 03-3374-1318

  診療日      月曜・火曜・木曜・金曜・土曜・日曜   休診日  水曜・祝祭日

  診療受付時間  午前10時〜午後6時30分

  予約方法     電話。  ただし急患の場合は随時来院可。

  料金        初診料 3000円

             治療費 7000円 (消費税別)

             難病の場合は追加料金を申し受けることがあります。

  交通        京王新線・都営新宿線「幡ヶ谷」下車。北口から左へ徒歩1分。  

  

ふぅ博士プロフィール : 本名 胡 伊拉(こ いら)博士

中国ハルビン市生まれ。中国瀋陽市にある中国医科大学を卒業後、開原県立病院内科、黒龍江省衛生管理幹部学院学部長、さらには、黒龍江省医学情報研究所長を経て、1986年 世界保健機構(WHO)のフェローとして来日。 国立公衆衛生院にて博士号を取得後、中医鍼灸学への思いやみがたく、日本で鍼灸師の資格を取得。1992年 中医鍼灸院を開業。

著書に「ハリ・灸はどうしてこんなに効くのか」(論創社)「効果てきめん!ツボの本」(日東書院)「すぐ効く治るツボの秘密」(保健同人社)がある。他にも雑誌の連載多数あり。現在も雑誌連載中。

 

 
 
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