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Sauteed Zucchini and vegetables
ズッキーニの炒め物

新陳代謝を活発にする!!

調理時間 20

効 果
ガン予防 ダイエット 貧血 
美肌 冷え症 健胃 解毒

インドではヘチマを食べます。日本では沖縄以外で食用ヘチマを見かけないようなので、代用としてズッキーニを使いました。味、食感ともによく似ています。ズッキーニやナスはどちらかといえば淡白な味わい、サッパリ系ですが、トマトの甘みと酸味が、味わいに深みをもたせてくれます。生のトマトを使ったほうが、ホールトマトよりフルーティーに仕上がります。

   
材料(4人分)
  
ズッキーニ
中 1
ナス
中 1
ピーマン
中 1
生トマト
中 1
  
スパイス▼
ショウガ
少々
ニンニク
ひとかけ
青唐辛子
小 1
ターメリック(粉)
小さじ 1/4
赤唐辛子(粉)
小さじ 1/4
クミン(粉)
小さじ 1/2
コリアンダー(粉)
小さじ 1/2
クミン(粒)
小さじ 1/2
  
小さじ 1
サラダ油
大さじ 2
  
   
 

How to cook?

 

step 1

ズッキーニとナスは皮をむいて2センチ角に切る。トマトは皮をむかずに角切りに。ピーマンはタネをのぞいて2センチ角に切る。ショウガとニンニクは千切り、青唐辛子は薄く輪切りにしておく。

step 2

フライパンに油を入れて強火

  にかけ、クミン(粒)、ショウガ、ニンニク、青唐辛子を入れる。はじけてきたら中火にし、ピーマンを入れて軽く混ぜながら1分程度炒める。次にズッキーニを入れて、軽く混ぜながら1分程度炒めたら蓋をして2分ほど蒸すように炒めてから、ナスを入れる。ざっくりと混ぜたら蓋をして3〜4分ほど弱火で蒸すように炒める。

step 3

ターメリック、クミン(粉)、コリアンダー、赤唐辛子を入れて軽く混ぜ、最後にトマトを加え、塩を

 

振りいれる。軽く混ぜて蓋をし、弱火で3〜4分蒸すように炒めたら出来上がり。野菜が煮崩れないようにすると、見た目もきれい。

 

   
   
 

メモ

ズッキーニはキュウリに似ていますが、品種的にはカボチャ(ウリ科)の仲間だそうです。ペポカボチャの一種を早摘みしたものがズッキーニ。一般に出回っているカボチャも早摘みすれば似たような味だそうで、その中から味のよい品種を選んでイタリア人が作ったのがズッキーニになったとか。

ペポカボチャの原産地はメキシコ。紀元前5000〜7000年の遺跡から種子が出土しているそうです。ヨーロッパに伝わったのは16世紀。

ズッキーニは、カロチンが豊富で低カロリーです。油との相性が良く、ソテーやシチュー、揚げ物なども風味が生かせます。

さて食用ヘチマですが、沖縄県の南風原町が生産日本一だそうです。沖縄ではニガウリ(ゴーヤー)とともに、夏野菜の代表格とか。

沖縄地方の方言でヘチマはナーベーラーというそうですが、ヘチマのタワシをつかって鍋(ナービ)を洗ったことから「ナービアラヤー(鍋洗い)」といったのが語源で、その変化したものだそうです。

ちなみにヘチマの名の由来について。日本に移入されたのは江戸時代ですが、初めは糸瓜(いとうり)と呼ばれていました。それが「い」が抜けて「と瓜」といわれるように。「と」は“いろは歌”では、“へ”と“ち”の間にあるから「へち間瓜」。そしていつしかヘチマとして一般に呼ばれるようになったとか。 日本人の遊び心が生んだ名前なんですね。

ジンジャー(ショウガ)は、インドなど南アジアを原生地としますが、現在は、インド、中国、ジャマイカ、ハイチ、ナイジェリアなど熱帯諸国で広く栽培されています。

中国では紀元前500年ころに薬用にされていた記録があるそうです。健胃、解毒、解熱、鼻づまり、せきや吐き気、しゃっくりを止めるなどに効果があります。また、体の新陳代謝を活発にします。

日本には3世紀ころ、中国から伝えられたようです。古くは「呉(くれ)のハジカミ」といいましたが、呉とは“日の暮れる国”の意で、中国のことです。ハジカミ(波士加美or波自加彌)は、“顔をしかめる”という意で、刺激的な味を表すそうです。 古来、山椒(さんしょう)をハジカミといっていたのですが、ショウガが日本に伝わると、 山椒を「和のハジカミ」、ショウガを「呉のハジカミ」というようになったとか。

生姜(ショウガ)というようになったのは江戸時代から。日本では、生薬としては「生姜」と書いて「ショウキョウ」と読みます。

西洋には紀元前に伝わっていて、ローマ帝国の関税の対象にもなっていたようです。しかし、一般には広まりませんでした。14世紀ころに、コショウ同様、東洋の貴重なスパイスとして人気が高まり、17世紀の英国でジンジャー・ブレッドが流行したのを機に一般に普及したようです。

唐辛子はビタミンA、ビタミンCが豊富。辛み成分カプサイシンには食欲増進、体脂肪を燃焼させるなどの効果があります。

辛いときに思わず水を飲みますが、ぬるめの白湯のほうが辛味を和らげてくれるようです。ヨーグルトや牛乳でも和らぎます。小さなお子さんのいる家庭ではカレーライスをつくる際、牛乳を加えて辛さを抑えるというのも、うなづけます。

 
   
   
 

●ミラ・メータ プロフィール

インド家庭料理研究家。ムンバイ(ボンベイ)出身。ムンバイ大学で化学を専攻。卒業後、料理学校で料理とテーブルセッティングを学ぶ。1974年、ご主人の仕事の関係で来日。1984年より、インド家庭料理の店「ビンディ」を東京・南青山に開店。ちなみに「ビンディ」とは、ヒンディ語でヒンズー教徒の女性がおでこにつける印のこと。以来、本場のインド料理の味を紹介し続けている。著書に『はじめてのインド料理』『もっと食べたいインド料理』(共に文化出版局刊)がある。

レシピでご紹介した各種スパイス、インドの食材をお求めになりたい方、また、ミラ・メータさんのインド料理教室へのお問い合わせは、下記までお願いいたします。

「ビンディ」

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