トップ > アーユルヴェーダ クッキング

 
 
 

Mustard Prawns
海老とホタテのマスタード風味

食感の違いをワイルドに楽しむ!!

調理時間 20

効 果
疲労 高血圧 糖尿病
 整腸 血液浄化

海老にはよく火を通しますが、ホタテは刺身用を使って半生に仕上げるのが、おいしくいただくコツです。ホタテを入れるタイミングをまちがえなければ、上手にしあがります。海老とホタテの食感の違いが味わいを深いものにしてくれます。マスタードは、ピリッとパンチのきいた風味で、食欲を刺激してくれます。

   
材料(4人分)
  
海老(ブラックタイガー)
大 16〜20
ホタテ(刺身用貝柱)
大 8〜10
シシトウ
中 1
  
スパイス▼
赤唐辛子
小 1
ターメリック
小さじ 1/2
クミン(粉)
小さじ 1/2
コリアンダー(粉)
小さじ 1/2
赤唐辛子(粉)
小さじ 1/2
カラシ(種)
小さじ 2
コリアンダー(葉)
少々(飾りつけ用)
  
少々
サラダ油
大さじ 3
レモン汁
お好みで(食べるときにかける)
  
   
 

How to cook?

 

step 1

海老の殻をむき、背綿をとり。よく洗ってザルにあげ、塩、ターメリック少々を振りかけておく。小さじ1と1/2のカラシを少しの水を加えてつぶしておく。シシトウは細かくきざんでおく。

 

step 2

フライパンに油を入れて中火にかけ、熱してきたら赤唐辛子(切らずに1本のまま)と、1/2のカラシを入れる。はじけてきたら、海老を入れて炒める。

step 3

シシトウ、ターメリック、クミン、コリアンダーを入れ、海老にからめるように3分ほど炒める。次にホタテを入れて炒める。この時、ホタテの形が崩れないように注意して両面に火を通す。

 

step 4

ホタテが、半生程度に火が通ったら、つぶしておいたカラシ、塩を全体に振り入れ、手早く絡める。
 皿に盛り付ける。食べるとき、お好みでレモン汁をかける。

   
   
 

メモ

インドでは魚よりも海老がポピュラーな食材で、よく食卓に並びます。薄くスライスしたフランスパンのガーリックトーストや麦芽入りパンにのせて、カナッペ風というのもいいですよ。

日本人は世界一、海老が好きなのでしょうか。輸入食品のなかでも群を抜いて多いのが海老。ブラックタイガーは、大正海老の養殖もので、大量に養殖ができるため、市場にいちばんでまわっています。

ビタミンは微量で期待できませんが、ミネラルが豊富です。しかも、高タンパク、低脂肪。体重が気になる人にも安心して食べていただける食材です。

ホタテも高タンパク、低カロリーです。糖質や脂質の代謝を促進させるビタミンB2を含んでいますので、こちらもダイエットには最適です。

ビタミンE、鉄、亜鉛、タウリン、EPAなどを豊富に含みます。EPAは高度不飽和脂肪酸の一種、エイコサペンタエン酸のことで、血流をよくし、血栓症の予防に効果があります。

ホタテのタウリン含有量は、魚介類の中でもトップクラスです。肝機能を高め、心血管疾患の予防に効果があるほか、視力低下を予防する作用があり、眼精疲労に効果があります。亜鉛は「牡蠣(かき)」に次ぐ含有量です。亜鉛は、味覚や臭覚を正常に保つ働きがありますが、ストレスの多い人は、亜鉛の消費量が多いとか。疲れのたまっている人にもおすすめです。

シシトウは、緑色が濃く鮮やかで、小さくひきしまって、臭いが強いものが良いとされます。へたの切り口が黒く変色していないものを選びましょう。シシトウはピーマン同様、トウガラシ(唐辛子)の仲間です。実の先端が、獅子舞の獅子頭(ししがしら)に似ていることから、獅子唐辛子の名前が付いたという説があるそうです。トウガラシだと、辛いイメージがあるので、シシトウ(獅子唐)と略して呼ばれるのだとか。

ビタミンCが豊富で(90mg)、その量はピーマン(80mg)より多く含まれています。また、カロチンも多く含まれている(280μg。ピーマンは270μg)のが特徴です。

シシトウは、加熱すると実が膨れて、破裂する場合もありますので、包丁で小さな切り込みをつけておくと安心です。

カラシ(芥子)は、5月に黄色い花を咲かせる「からし菜」(アブラナ科)の種子が原料となります。からし菜にも幾種類かありますが、カラシの原料として主に使われるのは、洋カラシと和カラシの2種類と、最近では黒カラシも使われるようになりました。

和カラシはやや小粒で、色が濃い目。洋カラシは粒が大きく、色は薄目。黒カラシは和カラシくらいの大きさで、色は濃い茶色です。

鼻にツーンと抜ける辛味である揮発性の辛味成分、アリルカラシ油(アリルイソチオシアネート)を発生させるのは和カラシです。黒からしも同じ辛味の成分を発生させます。洋カラシはツーンとくる揮発性が弱く、比較的穏やかな辛味成分であるベンジルカラシ油(パラハイドロキシベンジルイソチオシアネート)を発生させます。お好みで使い分けてください。

カラシのことを英語でマスタードといいますが、日本でマスタード製品というと、洋カラシにビネガー、調味料を加えたものをさすようです。あまり辛くはなく、ドレッシング感覚でカラシのうまみが味わえます。ソーセージなどによく合いますね。荒挽きマスタードに入っている黒や茶色の粒は黒カラシです。

 
   
   
 

●ミラ・メータ プロフィール

インド家庭料理研究家。ムンバイ(ボンベイ)出身。ムンバイ大学で化学を専攻。卒業後、料理学校で料理とテーブルセッティングを学ぶ。1974年、ご主人の仕事の関係で来日。1984年より、インド家庭料理の店「ビンディ」を東京・南青山に開店。ちなみに「ビンディ」とは、ヒンディ語でヒンズー教徒の女性がおでこにつける印のこと。以来、本場のインド料理の味を紹介し続けている。著書に『はじめてのインド料理』『もっと食べたいインド料理』(共に文化出版局刊)がある。

レシピでご紹介した各種スパイス、インドの食材をお求めになりたい方、また、ミラ・メータさんのインド料理教室へのお問い合わせは、下記までお願いいたします。

「ビンディ」

郵便番号107-0062 東京都港区南青山7-10-10
TEL 03-3409-8755 FAX 03-3409-8677
E-mail : miramehta@bindi.org
Website : http://www.bindi.org/

※無断複製・転載・放送等はお断りいたします