「美容粉軍団」 一丁あがり!!!●美容とダイエット ● 筏丸けいこの突撃レポート「悠久の美を求めて」 第 10 回 | ||
| 前のページ 次のページ |
| ||
スキンケアの基本は、やっぱり洗顔洗顔にはじまり、洗顔におわる、とは、よくいわれることだ。私もこれまでいろいろな洗顔法をためしてきた。 「うぐいすの粉」(美容文化社)、あずきの粉、石けん、クレンジングミルク、スクラブ系、植物オイル、モロッコのガスール、緑豆の粉、ヒヨコ豆の粉、アーモンドの粉、米ヌカ、米のとぎ汁などなど。子供のころから顔を洗うのは、朝飯前!!!
のちにコレラが流行したころ、水で洗う意味が逆転した。水で洗う、お湯で洗うのは、からだの衛生管理上よく、またからだの働きを活性化する、と。 どう? 顔をあらわないで1週間とか、すごせますか? 私……すごせるかも。もう、おとなだし、不精なもんで。 しかし、洗顔、パシャパシャ、きもちいい。 | |||
:大豆と漢方薬の洗顔剤中国宮廷伝来の数々の美容法をしらべていると、○○洗顔法といわれるものがかなりある。290年つづいた中国王朝・唐の皇室には多くの化粧法があったようだが、忠実にのこっているらしいのは12代皇帝の娘、永和公主の美容洗顔法で、基本に豆をつかった「澡豆法」(そうずほう)と呼ばれるものだ。 古代中国の洗顔剤は大豆+漢方薬だったそうで、その後、大豆ではなく黒大豆がつかわれるようになったとか。「永和公主の美容洗顔法」は、黒大豆の粉をつかっている。
おばあちゃんの知恵みたいな脂性肌を改善するあずきの粉は商品になっているし(あずき20粒くらい、スリバチですって、その粉で洗うというハンドメイドも可能です)、インドのアーユルヴェーダでは、オイルマッサージのあとの洗浄にベーサン(ヒヨコ豆の粉。ヒヨコ豆とチャナ豆は同じ)をすすめている。ベーサンのほか、緑豆(ムング豆)などの豆関係のクレンジングは、余分な油分を落とすが、しっとり感をのこす。豆は食べてOK、スキンケアにも最適。私の大好きな自然素材である。 | |||
アンジェリカ・ダフリカ・パウダー(2)ところで前回、ご紹介した以下のレシピ、おぼえていますか。わすれた方は再度、参照してください。
分量:
*分量を少量にする。これで、粉末が約20グラムになる。 これらの漢方生薬をつかって、私もただいま、中国古典の美容法にいそしんでいます。 ●作りかた−上記の生薬粉末に緑豆の粉20g、もち米1gの粉末を加え、よく混ぜあわせる。さらに白ワインとハチミツ各5g(両方を火にかけハチミツを完全にとかす)を加え、よく混ぜあわせる。ボールにいれて、天日でさらさらに乾燥させる。 使いかた:
ちなみに参考にした永和公主の美容洗顔法でつかう材料は、ビャクシ、ビャッキュウ、ブクリョウ、ビャクジュツ、ビャクレン、ビャクブシ、トウニン(桃仁)、ロッカクコウ(鹿角膠)、ジンコウ(沈香)、ジャコウ(麝香)、黒大豆の粉、もち米、ソウキョウ(p莢)。そして酒とハチミツ。さらに、粟と水をつかった「ショウ水」というものを材料にしている。粉末で顔や手を洗う方法だ。 さて、このビューティフルパウダー軍団!!かんじんの美容効果は、皮膚にうるおいをもたせて、シミやニキビをなくす、たるみがとれ、ツヤがでる!!! ほんとかよ〜。もういちど、ほんとかしら!? ですが、これらの漢方生薬は中医美容学で定番の美白効果のあるものや、皮膚にハリをもたせるものばかり。ハチミツだって、もち米だって、ハーブだって、みんなみんな働きもの。期待大ではある。美容洗顔法という名の化粧水、皮膚がすっきりしますよ。 ※漢方生薬を粉末にするとき、使用上の注意:粉末はじかに肌にふれないようにしよう。空気中にふきとばさないようにしよう。また粉末を吸いこまないようにしよう。換気のいいところでつくろう。念のためマスク着用がいい。かゆみ・かぶれが起きたときは、もよりの医師のもとで診察をうけてください。またパッチテストをわすれずに。 つづく
※参考文献『清潔(きれい)になる<私>−身体管理の文化誌』(ジュルジュ・ヴィガレロ著 見市雅俊監訳・同文舘) | |||
| 前のページ 次のページ |
●筏丸けいこ:プロフィール詩人。1980年代前半から詩をかきはじめる。いっぽうで寄席演芸や大道芸が好きで、「人間ポンプ」「人間美術館」など多数の芸人の取材をする。数年前に健康雑誌で美容取材をしたのがきっかけで、天然の素材をつかった美容に開眼。現在、料理をつくるようにキッチンでクリームやローションをつくっている。また東京都足立区のライブハウスyukotopiaで、マンスリーでさまざまな音楽とのポエトリー・リーディングをしている。詩集『再婚譚とめさん』『あかいパラソルをさしたフランケンシュタイン ※無断複製・転載・放送等はお断りいたします | ||