君の夢・私の夢は「アンジェリカ・ダフリカ」      トップに戻る

●美容とダイエット ● 筏丸けいこの突撃レポート「悠久の美を求めて」  第 7 回

 
   

 

 

 

 

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チャイニーズハーブ(漢方生薬)で、肌をきれいに!! 

きれいにするんだぞ〜〜〜〜!!
といっても私の漢方薬体験といえば、風邪っぽいかなぁ、というときに、たまに飲む葛根湯(カッコントウ)くらいだ。ジェーピーエス製薬のものだ。

さらさら顆粒状(乾燥エキス)で飲みやすい。

つまり、乾燥させた植物の根や茎、種子や葉、果肉などや動物、鉱物などの生薬全般について私は知らなくて、漢方を自分でコトコトと煎じて飲んだことがない。煎じるほうのブツ(漢方生薬)そのものも、見たことがなかった。

それが、ですね。

このたび、いきなり、お肌にいい生薬名をたんまり知ることとなった。

 
   
   
 

うれしさあまって?!

そうなのです。お肌にいい漢方生薬名をたんまりと積みあげるほど知っても、残念ながらイメージがわかない。

実際の植物をみたことがない。いつごろ、どんな色の花が咲いて、葉はどんな形で・・・が、わからない。ああ、もどかしい!!!

もどかしいけど、ええーーーーーーいっ!!!この方をどなたとこころえる?! 

ガッテン承知のすけの私は、もどかしいのなんてクソ食らえ。中国伝統医学の美容の本で、「美容効果の項目」だけを、ガンガンとチェックしたのであった。

チャイニーズハーブその具体的な効果とは・・・

除黒増白、駐顔悦色、増白悦色、去疣、悦顔白面、潤膚去皺 駐顔防皺、滋養肌膚、潤膚悦色、増白潤沢、駐顔養膚、潤膚白面・・・・・etc.

これ、ほんの序の口!!

中国4000年の歴史を背負って、なるほどこれが中国伝統医学の美容学である。チャイニーズハーブの効き目が漢字の一文字一文字から、じわじわとあふれんばかりではないか。だれしも目が血まなこになるって、これじゃあ。

 
   
   
 

お気に入りの美肌ハーブ、見っけ

中国現代詩の父ともいわれた胡適(こてき・1891〜1962)の詩に「夢と詩」という作品がある。そのいちぶを紹介すれば、

酔ってはじめて酒の濃さを知り、
愛してはじめて情の重みを知る・・・
君は僕の詩を作ることはできない、
ちょうど僕が君の夢を見ることができないように。

(中野達氏訳)

かれこれ相当昔のこと。私が好きで好きでしょうがなかった詩である。いまこの場におよんで、いきなり思い出したのである。「君の夢」とは、中国伝統医学者たちがみた夢かもしれない、と。ちょっと不吉?!

 

夢を見るのは私とておなじだ。たくさんある肌にいいチャイニーズハーブのうち、お気に入りをみつけたのである。

それは、「白シ」−ビャクシ。Angelica dahurica フレグラント・アンジェリカ。

ヨロイグサの根を乾燥させたものだ。独特のニオイに賛否両論あるかとおもうが、中国古典書やヨーロッパの薬草ハーブのレシピなどを参考にして、ただいまアンジェリカ・ダフリカをじゃんじゃん顔に使っている。

ちなみに、『中国カラー文庫 中国漢方薬入門』(中国人民美術出版社・編集 株式会社美乃美・発行 1500円)には、漢方で使われる植物、動物などの写真と使用部位の写真が多数掲載されていて、初心者の私をなごませてくれた。効能一覧、漢方薬用語解説までのっている。きれいでハンディな写真集である。
次回は、アンジェリカ・ダフリカの詳細を、ば・・・。

つづく

 

 

 

 

 
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●筏丸けいこ:プロフィール

詩人。1980年代前半から詩をかきはじめる。いっぽうで寄席演芸や大道芸が好きで、「人間ポンプ」「人間美術館」など多数の芸人の取材をする。数年前に健康雑誌で美容取材をしたのがきっかけで、天然の素材をつかった美容に開眼。現在、料理をつくるようにキッチンでクリームやローションをつくっている。また東京都足立区のライブハウスyukotopiaで、マンスリーでさまざまな音楽とのポエトリー・リーディングをしている。詩集『再婚譚とめさん』『あかいパラソルをさしたフランケンシュタイン』『パプリカ・ブリーカー』(ともに思潮社)、著書に『いつもお祭り気分 幇間の世界』(亜紀書房)、『かなしいときは ほかほかごはん』(大和出版)、『試してよかった! 自然美容法』『自然美容法 ここがポイント!』(ともに筑摩書房)など。


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